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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マルサの女 画にならないような職業に一点集中して描く作品も、伊丹風の独特な演出が見事に活かされた…言わずと知れた“女シリーズ”の傑作。のちに製作される飽きのくる女シリーズに比べ、構成・テンポともバツグンの作品で何度観ても面白く、センスが光ってます。俳優の演技だけ見ても、この作品に懸ける意気込みのようなものが伝わって来て、作品の初めから終わりまで実に見応えは有る。当時でも横行していた脱税事件の背景も、ドキュメントを視るかのような展開をもってする描き方は本当に素晴らしい。8点(2004-08-27 03:08:57) 2. 魔法の天使クリィミーマミVS魔法のプリンセスミンキーモモ 劇場の大決戦 《ネタバレ》 スゴイ…! 2分30秒の作品だなんて…私が観た映画の中で最も最短映画時間だ。つまり、この映画を観る前にお湯を入れて、そして終わった頃にカップ麺が仕上がる…と言う訳だ(やや固めの麺に仕上げるには持って来い)。…と言う前置きはいいとして、確かこの作品は何かのオープニングムービーだったような気がしましたが…正直、何で観たのかまでは覚えておりません。確か、二人は巨大化して戦っちゃうんですよね(笑)。当然、制作側のお遊び的作品だったのでしょうが、そのノリに置いていかれた様な記憶が有ります。大抵、バーサスものでキャラが戦う結果は自ずと協調で終わるパターンが多いのですが、こちらはあまりにも尺が短い為かなり中途半端で終わってしまいました。ファンには観れるだけでも良い、魔女っ子モノのコラボレーション作品かもしれない。せめて、ここにペルシャがいてくれれば…(笑)。 2点(2003-11-20 22:26:05) 3. 魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ 森沢優が中学校に進学した後日談ストーリー。結局、TVシリーズを通して観賞しないと観てもサッパリ…と言う映画なので、未見の方には勧められません。個人的に、数有る魔女っ子アニメの中ではこのアニメが一番好きなので、まァ観れて良かったな…と言う感じですか。ちなみに、クリィーミーマミファンとしては恥ずかしながら森沢優の学生服には思わずそそられてしまいました(笑)。成長すればする程マミに近づいて行くのか…と、彼女を意識する俊夫を全く同じ心境で…。ちなみに、「きまぐれ★オレンジロード(TVアニメ)」のキャラクターデザインを担当した高田明美先生が、本作アニメのキャラデザも担当しています。高田先生のイラストはやはり最高だ。 4点(2003-10-26 02:28:43) 4. マスク(1984) 当時、この映画のメインキングで主人公・ロッキー・デニスを演じたエリック・ストルツが、ライオン病の頭部のヘルメットが重いんだよ…なんて少しボヤいていましたが、観ればなかなかの好演でした。自由人だが気強い母親・ラスティ役にシェール…配役の良さも手伝って全体的に良い作品に仕上がっています。実話を元に作られただけあって、彼の生き方なり考え方がそのまま伝わってくるようで、色々考えさせられた作品でも有る。ロッキー・デニス本人と、頭蓋骨形成異常(ライオン病)と言う病気は知っていましたが、彼がどう生きたのか…まではわからない。とても丁寧に創られた作品なので、人に薦められる映画では有ります。8点(2003-10-12 14:38:49) 5. マネキン 嫌いじゃないです…こういうの。普通に面白いし無難に楽しめる。本当にマネキンと戯れる男がいたらキモい(…と言うかコワイ)が、それもこれも映画だから許せると言うもの。一歩間違えると変な方向へ行きかねない題材なだけに扱いは難しいと思うが、上手にまとまっているので無難に観れます。5点(2003-09-21 23:43:50) 6. マリリンに逢いたい ワイドショーから火が付き映画化された実話ストーリー。…とは言え、犬以外の架空人物による恋愛ストーリーには一切興味ナシ。マリリンの犬種が全然違うのも不満ですが、座間味島から3キロ離れた阿嘉島まで、愛一つで海峡を越えて泳ぎきるシロはまさに海の男。2点(2003-09-21 20:00:37) 7. 魔女の宅急便(1989) 原作は宮崎オリジナルじゃないので、これを宮崎作品と呼んでよいものか…(←あくまで個人的な屁理屈)。なので、点数は下がりますが個人的には好きな一本です。ホウキに乗った魔女の飛ぶ姿は、今までの魔女アニメの中で一番表現が良い。だからと言って、特に派手な魔法を使うわけでもなく、ホウキに乗って飛ぶ…というだけのシンプルアニメ。意図する少女の成長と自立の一本テーマに、宮崎監督の清清しい描写が効いている。監督自身、当時ハマッたと言う荒井由実(松任谷由実)の曲を、そのまま使ったのも新鮮。今では「名探偵コナン」として少年役が定着している声優の高山みなみさんを、当時キキとウルスラの1人2役をやらせたのはやや強引な気もしましたが、彼女だからこそ出来た“技”というものなのですね。ちなみに有名な話ですが、ラストの群集の中でヒッチコックのように、キャラ化された宮崎監督がちょっとだけ見切れています(気付かなかった方は是非探してみて下さい)。6点(2003-04-27 01:22:56)
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