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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マン・オン・ザ・ムーン 《ネタバレ》 怒らせて笑わせるのは難しい。泣きながら笑わせるのって、もっと難しい。[DVD(吹替)] 7点(2007-02-20 17:56:48) 2. マイ・ドッグ・スキップ 《ネタバレ》 犬を飼ったことがある人なら感動せずにはいられない秀作。家族は家族だし、友達は友達に過ぎない。でもペットって、家族であり友達でもある存在なんだよね。僕も昔飼っていた犬(ポンタ)のことを思い出し、涙が止まらなかった。死んでしまったときのことを今でも鮮明に覚えている。だから今はネコを2匹飼っている(よくごはんを食べてるw)。なぜネコかというと、犬を飼って別れるつらさを2度と味わいたくないから。でもいま飼っているネコともいずれ別れるときが来ると思うとつらいなぁ。「少年時代に飼う犬は、愛と信頼を教えてくれる。それは決して色あせない」とっても良い言葉です。いじめられっこウィリーがスキップの世話をしたり、学校が終わるまで待っててくれるスキップを通じて、友情の大切さを学んでいく課程が心温まる。スキップのお話は自分と飼っていた犬とは違う種類であれど、少年時代の僕の思い出を思い出させてくれたこの映画に感謝したい。お礼を言い尽くすには言葉が足りない。もどかしい。いわゆる、往年の名作とは別に、一生涯大切にしていきたい。自分に子供ができたら、ペットを飼う。動物の世話をすることの難しさと素晴らしさを体験させて、この映画を見せたいと思います。[DVD(吹替)] 9点(2005-12-22 20:44:28) 3. 摩天楼を夢みて いまでこそ超一流のあのケビン・スペイシーが、なんと『若造』扱い! すごすぎる!特に高価なセットを使ってるわけでもありません。役者の演技だけで淡々と進むのに、全員が鬼気迫る演技を魅せてくれる。冒頭から終業まぎわで、しかも雨。しかしそれでも「契約取ってこい!」のアレック・ボールドウィンの罵声。営業やってる僕らからすれば、よーく分かる…。男尊女卑とかで思われたくないんですけど、同じ専業主婦の方でも、家でふんぞり返ってせんべい食ってる主婦とかに、あんたのご主人はこんなに頑張ってるんだぞ!と、ぜひ観せてやりたい、骨太な映画です。最近、リフォーム詐欺とか問題になってますが、どんな会社の営業マンだって、実態はこうだと思います。ジャック・レモンが愛弟子アル・パチーノのために顧客のふりをするシーンなぞ、2人が大物俳優とかいう以前に、脚本にぞくぞくしてしまいます。コメディしか観てこなかったのですが、ジャック・レモンの老獪ぶりが凄まじい。なんでこの演技でアカデミー賞に引っかからなかったのか、全く理解できませんヽ(`Д´)ノ この映画のDVD化を何年も待ったかいがありました。さすが現代最高の演劇作家が作り上げた作品です。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-30 23:27:40) 4. マイケル・コリンズ 《ネタバレ》 最初は祖国の独立のために協力し合ってきたマイケルとデフが、国を想う気持ちは同じなのに、思想の違いで内戦を起こす。アイルランドのために闘い抜いてきた闘士が、アイルランドの将来を担う若者の凶弾で亡くなる。すべてにおいて皮肉な歴史であったことを知りました。テロリズムを正当化している節がありますが、実際にイギリスに脅威を与えたわけで、暗殺が正しい方法なのかは歴史が決めていく。何よりも一番つらかったのは、思想が邪魔して各々が友情を失ってしまう悲劇でした。[DVD(吹替)] 8点(2005-07-29 22:43:26) 5. マウス・ハント いままで、『ダイ・ハード』を超えるアクション映画はないと思っていましたが、ありました(笑)。実際観てみると、マウスは特に動き回っていませんでしたね。どちらかというと人間が勝手に振り回されてるという感じでした。クリストファー・ウォーケンの使い方が根本的に間違っているところが良いです。よくあの役をやらせたなぁと感服いたしました。どことなく憎めない兄弟もイイ!ディズニー映画っぽいですね。ラストのオチも胸をすくものがありました。DVD999円、いい買い物ができました。[DVD(吹替)] 8点(2005-06-01 13:01:44)
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