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1. 瞼の母
《ネタバレ》 山田洋次の「男はつらいよ」は、これが原型だったんだろうね。
寅さんの母親のミヤコ蝶々のイメージは、これがヒントじゃなかろうか、と思った。
寅さんのしゃべり方って、腕っぷしが強くないのをのぞいたら、股旅のそれだもんね。
そういう気づきがありました。
で、本編なんだけど、分かりやすい話に、分かりやすい展開。
大事にしたいよね、こういう分かりやすい演出。
人情ものってしみじみしてて、いいなぁ。
この映画の後、おふくろに優しく接しちゃったもの(笑)[ビデオ(邦画)] 8点(2018-02-13 00:40:51)《改行有》
2. マーニー
《ネタバレ》 サスペンスの要素が少なく、ヒッチコックらしくないようで、ヒッチコックの映画になってる風変わりな作品。精神分析っぽいとこは、確かに「白い恐怖」を思わせる。女性の心理に迫った「赤い恐怖」。この頃の映画ってこういう女性の心理に迫る作品が多かったような気がする。しかしこの映画の本質は、苦労している女性を自分のものにしようとする金持ちの男性のいけ好かなさにある。この映画のストーリーになる過程では、とんでもないストーリーも組まれていたという。泥棒したとき、男が女性に乱暴するとか、ラストお母さんはもう亡くなっていて、彼女は知らない男性と寝たりするとか・・。(ヒッチコックの「映画術」より)よくここまで抑え込まれて、何とか観られる作品になって良かったよ。[ビデオ(字幕)] 6点(2016-12-23 21:17:16)
3. マドモアゼル
《ネタバレ》 鑑賞中は、このような映画はよくある映画といえば、よくある映画のような気もしていたが、はて、では具体的になんだっけ?と記憶がさぐるとあまり思いつかない。下手に感想を書くと、すべての女性を敵にまわしそうなので、慎重に書かねばならないが、皆さん!お年頃の女性(もちろん年配の独身女性も)がいたら、お人形のように思わないで、結婚をさせるよう周囲からお手伝いしましょう!まったく次から次へとこういう女性に手を出すあのおっさんも、最後は放火や洪水などの罪も背負って、リンチにあって当然だ、まったく! こういう女性がいたら、手を出してあげましょう、なんて映画が少ないのは幸いです。「さよならミスワイコフ」なんて映画もあるそうだが・・・。映画青年をミスリードさせる映画が少なくなるよう、一映画中年は願ってやまない。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-18 00:48:31)
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