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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マリー・アントワネット(2006) 美術、衣装は文句無し! ソフィア・コッポラの映画はいつも物語がさらりとしていて、エピソードを詰め込まない。おしゃれでセンスがいいけど、心の闇には触れてこない。 この映画もそれは相変わらずだったけど、史実をこちらが知っているので、 その表現の仕方の都会的センスに魅了されたり少し嫉妬もしたり。 マリーアントワネットがいかに世界を見ていなかったか、 課せられた運命の大きさと、異国で暮らすさみしがりやの小さな女の子のギャップが 観てとれた感想。 ベースにフィクションとしての情報量があるので、今までの薄っぺらさが少し緩和されて ちょうどいいバランスだと思う。 あこがれのお姫様の映像を堪能するためにDVDを買って何度か観てみても良いかと思った。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 16:40:39)《改行有》
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