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21. マイ・プライベート・アイダホ
母に会って、まっとうになって、今の人生から抜け出したいという思いをマイクから強く感じる。しかしその道はどんどんせまくなり、なくなっていく。なくなっているというか同じ所をぐるぐる回っているようなものだ。同じ道を歩んでいたはずのスコットの道は全く違う道になり、二人の距離はどんどん離れていく。切なさとやりきれない思いが綴られている映画なので、ラストに救いを求めて、マイクを助けた人をスコットに重ねる人が多いようですね。自分はあの時点ではまだ二人は別の道を歩んでいると思っている、二人が再会するのはマイクが自分の道を見つけたときではないだろうか。6点(2004-03-25 20:09:21)
22. マイノリティ・リポート
逃走劇やSFサスペンスが主題のディックの原作の映画は、キャラクターの個性に深みがないことが多いが、スピルバーグの味付けがなされたことにより、トムクルーズは息子を失った悲しみから開放されない人間らしいキャラクターになり、家族愛も描かれている。サスペンスに人間らしさが加わった良作になったと思われる。ストーリー展開もスピード感があり、余計なことを考えさせる間をこちらに与えないので矛盾を感じせずに観ることができた。コリンや手術屋、技術屋、博士など脇のキャラも意外とクセのある個性的な人物が出てくるので、チームに一人ぐらいもうちょい個性的なキャラが欲しかった。結局はマイノリティリポートなどは存在しなかったが、未来は自分の意思で変えられるということか。9点(2004-03-16 19:59:33)
0 | 3 | 0.36% |
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1 | 4 | 0.49% |
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2 | 12 | 1.46% |
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3 | 39 | 4.74% |
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4 | 78 | 9.48% |
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5 | 91 | 11.06% |
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6 | 156 | 18.96% |
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7 | 195 | 23.69% |
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8 | 163 | 19.81% |
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9 | 60 | 7.29% |
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10 | 22 | 2.67% |
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