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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. まぼろしの邪馬台国 この作品は宮崎康平の半生を描いた作品ではあるけど、視点を奥さんの方に置いた構成にしたのは正解だったと思う。 もし宮崎康平が主人公だったら、とてもじゃないけど感情移入できそうにない人物像でした。 吉永小百合の存在感が圧倒的なので、竹中直人がどんなに暴れまわっても包み込んでしまうような包容力が感じられ、作品としてのバランスが取れていたんじゃないでしょうか。 それでも、肝心の内容はと言うと、そんなに面白いものではなくて、結論としてもやっぱり邪馬台国は畿内なんじゃないだろうかと思えてしまったので、九州説への洗脳にも失敗してるような気がする。 まぼろしの邪馬台国の畿内説バージョンみたいなものがあれば、説得力のある歴史ロマンを感じられたと思うんですけどね。 逆に言うと、九州説を支持する人が見たなら、この作品は名作となり得るのかも知れない。[DVD(邦画)] 5点(2010-05-09 13:35:57)《改行有》 22. MONDAY 斬新な演出は見所があったと思うけど、残念ながら尻すぼみに終わってしまった感じ。 コメディというほど爆笑できるわけでもないし、ストーリー性が高いわけでもない。 なんだかよくわからないけどセンスがいいような気がする作品。[地上波(邦画)] 5点(2007-09-03 13:02:23)《改行有》 23. 間宮兄弟 沢尻エリカに常盤貴子に岩崎ひろみ、挙句の果てには戸田菜穂まで投入して、 僕の為に作られたかのような豪華キャストではあったけど、 手放しで大絶賛と行かない辺りが物悲しい感じではある。 まあ、面白くはないけど、僕的には得した感じの嬉しい作品でした。 なんだか無性にコーヒー牛乳が飲みたくなった。 [DVD(邦画)] 5点(2007-02-24 06:58:31)《改行有》 24. マダガスカル 悪くはないけど、物語としては弱い。 ラストも問題が解決していないように感じるしね。 シマウマは駄目で、魚なら食べてもいいという論理がよくわからない。 友達でもなんでも食べなくちゃ餓死しちゃうだろうに。 でも、ペンギンたちとキツネザルたちは良かった。 そっちがメインの作品にしてくれても良かったかも。[DVD(吹替)] 5点(2007-02-22 05:34:59)《改行有》 25. マトリックス リローデッド 相変わらずアクションが斬新でカッコいいけど、ストーリーがつまらなくなってしまった。 ほぼ何の進展もないままに謎だらけのまま終わった感じ。[インターネット(吹替)] 4点(2021-11-30 15:05:46)《改行有》 26. マリー・アントワネット(2006) マリー・アントワネットの視点で構成されているので、物語としては非常に薄っぺらい。 見えないところで歴史が着々と進行している様子も窺えたが、クライマックスに向けての緊張感などは全く感じられなかった。 選曲の斬新さなどはあったものの、それが作品の魅力になっていたとは到底思えない。[DVD(吹替)] 4点(2008-01-15 12:55:11)《改行有》 27. マトリックス レボリューションズ もはやストーリーらしきものも無くなり、ただドンパチやってるだけ。 最後は殴り合いで決着とか呆れてしまう。 1作目だけで終わっておくべき作品だったね。[インターネット(吹替)] 3点(2021-11-30 17:34:39)《改行有》 28. 真夏のオリオン 邦画の潜水艦物は糞映画という格言もありますが、この作品も確りとその流れを汲んで、かなり酷い出来栄えでした。 いきなり死なない前提で物語が始まってしまうので、終始緊張感に欠ける内容になってしまってます。 艦内の二酸化炭素濃度が上がってるとか言って大騒ぎしてる中で、サイダーの栓を開けちゃっても平気です。 絶対に死にませんから。 楽譜を入れたサイダーの瓶が水圧で割れちゃうんじゃないかという心配もありません。 絶対に相手に届きますから。 戦時中なのにカレンダーが西暦だったりするのも気にしません。 絶対に後世に残らない作品ですから。[DVD(邦画)] 3点(2010-08-14 16:51:15)《改行有》 29. 魔法遣いに大切なこと 魔法なんてファンタジーな設定の割には、リアルな現代劇になってるのが面白い。 魔法遣いは16歳になったらどうたらっていう決まりが某魔女宅のようで捻りがないんだけど、故郷を離れて東京までやってくるという話の流れに持ってくには必要なのかな。 その地方出身というのが映画ではかなりネックになっていて、方言に違和感があり過ぎて駄目。 なんだか言わされてる感ありあり。 せっかく可愛くて好感度の高い女優さんを使ってるのにセリフが変だと台無しですね。 ストーリー的にもいまいち盛り上がらなくて、悲しい物語のはずなのに涙は一滴も零れなかった。 世界観とかは斬新なのに勿体無い作品になってしまってますね。 魔法遣いに大切なことを考える前に映像作品に大切なことを考え直した方がいい感じです。 あと、どうでもいいことだけど、川田女史は友近かと思いました。[DVD(邦画)] 3点(2009-09-25 03:22:23)《改行有》
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