みんなのシネマレビュー |
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1. マークスの山 時々、急に思い出して無性に見たくなる作品。推理サスペンスに山岳、精神障害、学生運動など興味のあるものを絡めてあるせいでしょう。孤独感、喪失感を出演者全員に感じます。それを豪雪の山が包み込んでゆく。小林稔侍のキレ方は印象に残ります。[ビデオ(邦画)] 8点(2008-05-04 22:27:18) 2. 幻の光 演出から暴力、激高、爆発、セックス、超常現象などを排すると、こんな形になるのかなという映画。落ち着かされる感じで心にしみます。少々人間らしくないかなとも思いますが、このくらいの平静な心持ちで生きていけたら良いなとも思います。[ビデオ(邦画)] 6点(2008-01-28 20:28:19) 3. 舞妓Haaaan!!! ギャグとストーリーが出来上がらないまま、阿部サダヲのテンションが入ってしまった。TVで何気に見るならいいけど、映画となると厳しいテンションです。いいんだけどなあ・・この大人計画テンションは。阿部サダヲ。私は大好きです。次回も何かで主役を張って欲しい限りです。[映画館(邦画)] 5点(2007-07-03 20:34:47) 4. 股旅 「おひけぇなすって」。これを丁寧に冒頭のシーンで描くことで、つかみはO.K。ATGの低予算・辛気臭さが、当時の股旅の乱暴さ・滑稽さ・不衛生さを表すのに合致していた。娯楽性でいうと、少々退屈なところもあり。もう少々ユーモアも欲しかった。尾藤イサオは今でもこの役が似合うと思う。ショーケンはこの頃が一番光っていたかも。小倉一郎、祝:結婚。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-02-23 19:49:04) 5. マレーナ 《ネタバレ》 ミルクの香りがするマレーナでした。モリコーネ大先生の切ない音楽とマレーナの悲しい人生がよく重なり合う。リンチの先頭に立つあんなオバサンは世間にもいるね。布団叩いたりしちゃうような..まぁ、醜い。ひたすら追いかけて、うろうろそわそわストークするしか術のない主人公。もう少し展開があっても良かったと思うのです。マレーナが少年の母親に箱を預け、それを何年か後に開けるとあふれんばかりの下着だった・・そこで大音楽。なんて「ニューシネマ」的なオチが欲しい。失礼。[DVD(字幕)] 6点(2006-03-06 16:21:46)(笑:1票) 6. マラソン(2005) 泣かせよう・・・という気持ちをひしひしと感じすぎてしまうのですけど、ちょっとずるいくらいの伏線続きなんですけど、やはりヒクヒク、グスグス、エーンエーンと泣かされました。母性恐るべし。母親のヒステリーが、我が子唯一主義みたいで少々嫌気が出る所があり、子供には母性と父性バランスが大切かななんて考えてしまうところもあります。しかし、一人で一生懸命のこのママに「じゃーあなた、程よく育ててみなさいよ」と言われたら、これもまた強いことも言えないかも。某24時間マラソンしかり、マラソンは泣かせやすいスポーツですね。尺八やへら鮒釣りなんかで泣かす~!なんての映画も観てみたいね、あたしゃ。 [映画館(字幕)] 7点(2006-02-24 14:31:54)《改行有》 7. マン・オン・ザ・ムーン 全身小説家ならぬ全身コメディアンという感じは良いのですが、なにせやっている事が面白く表現されていない。 アンディ・カウフマンを知らない私にとっては退屈な気持ちでずっと見てました。最後フィリピンでヤラセが自分に降りかかるところだけ買います。3点(2004-02-20 01:59:09) 8. マトリックス リローデッド 映像美!銃弾は止められるのにいちいち素手で戦う、気にしない。あんなに勢いよく速く飛べるのに戦う時は動きが普通の人間、気にしない。まわりくどく理屈っぽいセリフ、気にしない。気にしないったら気にしない~。この映像美に感服。7点(2003-10-22 01:34:33) 9. マイノリティ・リポート 予知能力のある三人頼り→無謀、三人に対する扱い→人権蹂躙、未来殺人罪→予知を信じてるなら止めて更正、マックスフォンシドー登場→こいつ怪しい、多人数に対して強過ぎる主人公→危機感薄らぐ、主人公聖域に侵入→簡単過ぎ、司法省役人に銃弾→予知または犯人の警戒なし?、全体→皆さん素直に秘密の謀略を喋り過ぎ。なぜかこんな感じで気になるところを書きたくなるのですが、重厚な映像、司法省の意外な活躍(ロロトマシ・・と言うかと思った)、愛ゆえのトムクルーズの苦悩、夫婦や予知能力者の絆、好きなところも多いので7点。そろそろVFXなしのスピルバーグ作品見たいです。7点(2003-06-18 05:22:27) 10. マトリックス ネオ戦闘映画。スタイリッシュな格闘シーンに、新しいアイデアとはこの事なり、俺が道を作る的な想像力の爆発を感じました。ストーリーは、主人公がやたら強いということで一応解決というのが少々気になりましたが、これはネオの登場編なのですね。これからどんな強敵が?と期待。そしてこれに影響を与えたジャパニメーションに乾杯。8点(2003-06-16 01:23:56) 11. マネートレイン 「マネートレイン」という軽そうな題らしく、お騒がせ兄弟がどうしようもない事してるだけ。久しぶりに、主人公でなく周りの人々に感情移入してしまう映画を見た。上司頑張れ!取り立て屋頑張れ!みたいな。4点(2003-04-26 11:30:26) 12. マイ・ドッグ・スキップ スキップによって主人公が変わっていくとは感じませんでした。なにか別々という感じ。心優しい雰囲気と音楽は良かったです。5点(2003-02-23 02:13:00)(良:1票) 13. 麻雀放浪記 終戦直後の荒廃した中でこそ、博打で生きる男達のハチャメチャな力を感じる。無駄な音楽や効果音など使わず、人間の個性、時代の状況を丁寧に細かく描く事で出来た秀作。登場人物がすべて魅力的だった。麻雀のイカサマ技術も見ていて楽しい。すべてこれからだというあの時代の静寂が、すこし羨ましく感じます。8点(2003-01-26 16:19:40) 14. マッド・シティ マスコミの情報操作というより、悪い事をしている自覚が少ない犯人に苛立たしさを感じた。「はやく投降すれば良いではないか」と見ながら何度もつぶやいた。4点(2003-01-03 13:40:15) 15. マルホランド・ドライブ 難解ですが一場面一場面の面白さに、考える価値のある映画と判断してしまう。もういいやではなく、あれもういっちょ頑張ると解けるのではないかいな、という気持ちでひきこまれました。しかしリンチはすごいなぁ。前出の「樺沢紫苑の超映画分析」を読ませていただいたおかげで1点アップ。なるほど。8点(2002-10-02 17:13:22) 16. マグノリア ひとを「ゆるす」ことへの葛藤がうまく描かれていました。途中退屈になることは否めません。00ルは知らなかった。知らなくて良かった。7点(2001-09-27 09:35:48)
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