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1. マーサの幸せレシピ
《ネタバレ》 マーサは、シェフとして、独身の一人の女として、生きていくためには他者との関係に一定の間隔を置かなければならなかった。それでどうにかやってこれたのに、母親を亡くした姪との関係には戸惑ってしまう。彼女(リナ)も戸惑いは同じだ。そんなぎくしゃくした二人の気持ちを和らげるのはイタリア男、マリオ。イタリアの空の下での結婚披露パーティでマーサはとびきりの笑顔を見せる。この映画、マーサが幸せを見つける過程を丁寧に描いたものなら、マーサにとって、まさに幸せになるための「レシピ」ですから、とやくか言われがちな邦題ですが、これでいいのでは、と思いました。8点(2004-05-30 23:39:33)
2. マイ・ラブリー・フィアンセ
《ネタバレ》 ジャン・レノの中世の貴族としての演技が中途半端だったので、シナリオのまずさを救えなかった。従者は昔白黒テレビで見た「三ばか大将」の雰囲気で、子供の頃はおもしろかったけど今はもう無理。プチみかん♪さんが書かれているように、髪飾りを姫クリスティナがつまらなそうに受け取るのは監督の意図不明。もっと大切に扱って欲しかった。最後に髪飾りをつけた姫クリスティナの肖像画で終わって欲しかった。ま、それでも評価は変わりませんが。3点(2004-04-18 06:58:51)
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