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プロフィール
コメント数 1507
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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評価順12
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1.  待つには遠すぎた初恋 《ネタバレ》 わずか12分という尺の中に深いテーマが語られています。一見すると多様性という観点から描かれたラブストーリー風ではありますが、言語の違いで伝わらない思いに同性愛を重ね合わせて描くことで、ラブストーリーに限ることのない人と人とのコミュニケーションの多様性について語っているように思えました。 ショートストーリーならではの観る者の感性に委ねる作品と受け止めつつ、長編化もありかな?と感じた佳作でした。[インターネット(邦画)] 7点(2024-10-16 21:53:04)《改行有》

2.  マッシブ・タレント 《ネタバレ》 まさかまさかのニコラス・ケイジさんの自虐ネタコメディ。とは言え、コメディ感は次第に薄れて結構マジなクライム・アクションとしても楽しめました。(ま、ストーリーは正直薄いですけれど) ニコラスさんファンだったら文句なしで楽しめますね。そこそこのファンの私でも、盛り沢山の小ネタで何度もクスっとさせてもらえました。尺も適度でしつこくなくて好感。もう少しハジケテ欲しかったところですが、それはそれで観る者に引かれてしまうかも知れず、塩梅としては丁度良かったのかも。 冒頭誘拐された少女の彼氏とかCIAのエージェントとかの犠牲者がさり気なく置いてきぼりになってることとか、過剰防衛気味に殺しまくってしまった上に大使館に突入したニックの処遇とか、ハビが出入国出来る立場なのかとか、真面目に考えるとテキトー過ぎることは多々ありますが、そこはそれコメディってことで。 手放しでは称賛出来ないまでも、本人主演、本人もどきも出演というニコラスさん祭りということで甘めに7点献上します。[インターネット(字幕)] 7点(2024-09-25 15:48:04)《改行有》

3.  マスターズ・オブ・ホラー(2018) 《ネタバレ》 現実なのか異世界なのかハッキリとしない謎めいた映画館。無人の客席。突如映し出される自らの姿と将来。設定と仕掛けは斬新とまでは言えないまでも大いに魅力的です。 五人五様の作風はそれぞれに特徴的で魅力的。テーマを異にしたショートストーリーは、深みこそ感じないものの楽しめました。特にどれが気に入ったということもなければ特にどれがダメということもなく、上手い具合にセレクト出来たな、という感じです。 強いて言えば、謎の映写技師としてミッキー・ロークさんが登場しますが、ストーリーテラーでもなければ死神や悪魔的存在と言う訳でもない。何人かは殺してしまっているようにも見えますが、少しばかり存在感強過ぎの感が無きにしも非ず。もっと不気味で得体の知れない存在として登場した方が良かったのでは?ガタイが良過ぎる人を選んでしまったような。 とは言え、映画でも小説でもこの種のアンソロジーは好物なので甘めの7点献上です。 ちなみに、邦題は監督への賛辞的な意味でしょうか?原題の方が良いかと。[インターネット(字幕)] 7点(2024-03-31 10:27:50)《改行有》

4.  MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない 《ネタバレ》 邦画のタイムループものは珍しいですね。皆さんのご指摘にもあるように、邦画ならではの味付けと言いますかテーマ設定と思います。 大抵の洋画タイムループものは、主人公が独りその置かれた状況に悩んだり苦しんだり悪戦苦闘して脱出する、あるいは最良のタイムパラドクスを導き出すといった展開が多いかと思いますが、状況を理解する人間が少しずつ増え、一丸となって解決を図るというところも如何にも日本的だなと思いました。これも既にご意見が出ていますね。 また、タイムループの原因・発端が極めて個人的、しかも他人の個人的理由であることが明確になっているところも、多くの同種作品が不条理系に留まっているのとは対照的。本作も考えようによっては部長の精神世界に部下たちが吸い込まれてしまったかのように見えなくもなく、そういう意味では不条理系なのですが、このあたりは好みが分かれるところでしょうか。とは言え、矢張り邦画ならではのテイストだと思いますし、その解決によって齎されるエンディングは感動的とさえ思えました。 細かな(細かくないかも)矛盾や疑問点はあるものの、そこは基本的にコメディであるということがオブラートになって気になりませんし、必要以上の説明を削ぎ落した展開なのだと思えば寧ろ潔いとも思え、前評判以上の佳作に7点献上します。 ただ、エンドロールに挿し込まれたカットは必要なのかな?と最後の最後に疑問が残りました。無くて良いのでは?[インターネット(邦画)] 7点(2023-11-08 11:26:44)(良:1票) 《改行有》

5.  マードレス 闇に潜む声 《ネタバレ》 本作のモチーフになっている事件は非常にショッキングなもので、我が国でも類似の案件が争われていますが、極めて重い物語になるべき作品です。 しかし、中盤まで社会派サスペンス風に描いておきながら、何故か盛り込まれている終盤のホラーエピソード。何故ホラーを持ち込んだのか?分かりません。必要なかったんじゃないかとの思いが募ります。 結果、何とも勿体ない出来栄えとなってしまいました。興味深く重厚な作品ではありますが、総じてみれば纏まり感の乏しい作品。5点献上に留めます。[インターネット(字幕)] 5点(2023-11-06 22:45:07)《改行有》

6.  マッド・ダディ 《ネタバレ》 1970年代初頭、週刊少年マガジンに永井豪さんの作品で「ススムちゃん大ショック」という短編が掲載されました。後に同氏の「デビルマン」でも同様のプロットが登場しますが、それがまさに本作に通じます。親子の絆が切れてしまった瞬間、そこには当たり前であるかの如く殺意が芽生え、無感情に我が子を手にかけてしまう。当時トラウマ級に衝撃を受けました。テーマとして同作品と本作が通じているかどうかは断言出来ないまでも、観始めてすぐにプロットの共通性に気付いた次第です。 テーマの共通性が見出せないと言うのは、本作がニコラスさんのキレ芸の延長線にあるからでしょうか。オープニングやエンドロールがインディペンデント感と言うかグラインドハウス感と言うかそんな雰囲気がたっぷりなことも含め、社会派作品という印象ではなくてバイオレンス或いはホラー寄りのB級SFエンタテインメントと言った感が強いですね。 なので堅いこと言わずに笑って楽しめば良いのかも知れませんが、やっぱり「親が我が子を殺す」というのは笑えないですね。予想はしていましたが、終盤訪ねて来るニコラスさんの親役ランス・ヘンリクセンさん(何歳になってもシブい男前!)を交えた親子三代の乱戦には笑ってしまいましたが。 予告編でニコラスさんは「最近の出演作では一番のお気に入り」みたいなことをおっしゃってますが、ファンとしては「いいの?そんなこと言っていいの?」と思わずにはいられない作品でした。 ちなみに、私も邦題には大いに疑問です。原題ではレディーファーストでマムが入ってるのに、何故今の時代にダディだけにしてしまったのか?しかも形容詞まで付けて。このセンスは謎です。[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-08 00:16:14)《改行有》

7.  マッド・ハウス(2020) 《ネタバレ》 弱さを見抜いて誘い込み、外界と隔絶した上で監禁し、恐怖と苦痛を与えて洗脳することでコミュニティを拡充していく。何と怖ろしい集団なのか。 ラストシーン、ある集合住宅だけを舞台にした事件かと思いきや、脱出するもその街の全てがその勢力下にあった。もしかしたら、もっと広いエリアが既にその集団の手に落ちてしまっているのかも。教祖的人物のインタビューのように、いずれ世界規模で広がっていくのか? 近年の宗教がらみの事件、はたまた狡猾で巧妙な犯罪事例など、さまざまな反社会的な出来事とオーバーラップしていることで、決して絵空事とは思えない恐さに7点献上します。 ちなみに、邦題はストレート過ぎるかも。原題の方が不気味さが醸し出されていて良いですね。かと言って「1LDK」とか訳してしまうのはどうかなと思いますが。[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-03 16:56:19)《改行有》

8.  マイ・ブロークン・マリコ 《ネタバレ》 原作は未読です。 子ども時代から過酷な人生を送って来たマリコ。信じられるのは親友のシーちゃんだけ。幼い頃からことあるごとにシーちゃんへの熱い思いを口にしていた彼女。しかし、突然人生を閉じてしまう。 残されたシーちゃん。どんな時も受け入れ続けて来たマリコは、彼女にとっても最早なくてはならない唯一の親友。その死を認めることなど容易ではなく、マリコの父親が彼女に与え続けて来た苦痛を知り尽くしているだけに、遺骨が彼の元にあることなど許し難い。そして遺骨を奪い取る。 マリコの希望を叶えるべく遠く離れた海辺に向かうシーちゃん。マリコとの想い出を反芻する彼女は、想い出が薄れていくことを恐れるあまり自らの死をも望みかけてしまう。 しかし生き残った彼女は、苦悩の中にあったマリコが自分を必要としていた以上に、追い詰められマリコを必要としていた自らの苦境を受け入れる。それによって初めてマリコの死と正面から向かい合えたのですね。 マリコの虐待やDV、デートDVなどはエピソードとして盛り込まれていますが、シーちゃんの家庭環境や成育歴は一切紹介されないままに物語は進んでいきます。その対比がひとつのポイントに思えます。 幼い頃からの不良じみた態度やブラック企業に勤めクソ上司と対峙する姿は描かれますが、マリコのようにその背景は描かれず仕舞いです。虐待やDVではないものの、耐えられないような孤独や苦痛の中で生きて来たのでしょう。 登場人物は少ないながらも温かみに溢れています。全てを察してシーちゃんにマリコからの最後の手紙を届けてくれた継母、八方塞の苦しみにある彼女の背中をそっと押してくれた釣り人。退職届を破り去ったクソ上司にさえ、もしや善意かと感じてしまいます。 ラストシーン。マリコの手紙にはどんなことが綴られていたのでしょうか?シーちゃんの全てを知り尽くし思いやる言葉だったのか?それともいつだって変わることのなかったマリコの言葉だったのか?いずれにしても、シーちゃんの微笑みからは無上の喜びと生きる力が感じられました。 最後になりますが、ダブルヒロインのお二人の演技は素晴らしかった。[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-19 11:47:55)(良:1票) 《改行有》

9.  マー/サイコパスの狂気の地下室 《ネタバレ》 作品のテーマやプロットに反して終始明るい画面で描かれているため、単純に怖さや不気味さがありません。なので、ジャンル的にはホラーとも思えるのですがホラー感は感じられないような。そんなイメージで観始めてしまったので、内容的には陰惨な復讐劇なのにあまり衝撃を受けることなく観終わってしまいました。 邦題の副題もいただけないと思います。スー・アンはサイコパスとは言えないのでは?中盤あたりから内に秘めた狂暴性が顔を出し始めはしますが、一連のそういった行動だけでは彼女がサイコパスとは言い切れず、恐らく命名した担当さんは「サイコパス=サイコキラー」のように理解しているのかも。この副題は本作の内容に馴染まないように思いました。 そんなこともあって、事前に予想していた内容や展開と大きく異なり、何となく肩透かしを食った感じです。何故、今復讐劇が始まったのか?マギー母娘が帰郷して対象者が揃ったから?何故、当事者優先ではなく子息への復讐に念入りになったの?愛娘の病弱さは楽しい学校生活を送らせないために彼女が毒を盛っていることによる?それとも自分と同じようなイジメに遭わせないように軟禁している?謎は多いです。 出演陣の確かな演技に救われていますが、それだけに勿体ない感が拭い去れない残念な作品でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-29 10:40:31)《改行有》

10.  マリグナント 狂暴な悪夢 《ネタバレ》 (書き出しから結末に繋がるネタバレです) 幼少期の恐怖体験等を元にした物語は、多くは多重人格を題材にしていると思いますが、本作は特異な双生児の在り方をプロットにしており、新鮮なホラーとして楽しめました。 後頭部、あるいは体の顔以外の部位に顔面や口があるという造形は、我が国の妖怪変化や海外の都市伝説、あるいは過去の作品に見受けられはしますが、本作のアイディアは類似点は感じるものの独自の視点で掘り下げてアレンジしていて、オリジナリティたっぷりに魅せてくれます。 次々に登場する関連性のはっきりしないエピソードたちは、中盤あたりから伏線回収のような形で収束して行き、途切れないスピーディな展開とともに流石ワン監督といった魅力に溢れています。 純粋にホラーと言うよりも、サスペンス、あるいはアクション作品として大いに見応えを感じ、楽しめました。 個人的には、刑事が単独行動で怪物のような犯人を先の見えない地下迷宮で追跡するところや、ヒロインの妹が単独行動で廃墟となった郊外の病院の地下室に入り込んで資料を捜すなどというような、いわば「ホラーあるある」的展開に少々不満を感じましたが、映像・音楽・アクション等々、どこをとっても見事な出来栄えと思います。 ガブリエルが幼少時から超人的なパワーを備えていたこと、それどころか警察署を全滅させられるほどの戦闘能力を身につけていること、電力や電波を思いのままに操れること、マディソンの身体をガブリエルが凶行に利用していたとすると瞬間移動しているとしか思えないような時間的な矛盾を感じてしまうこと等々、気になることは多々ありますが、それもこれも優れたエンターテインメントならではと思えば、野暮は言っちゃいけないですよね。 物語はヒロインが本当に大切な家族とは何かということに気付くところで終わりますが、脳をコントロールされていたとは言え大量殺人についての責任は免れないでしょう。それでも、人生で最高の幸せに辿り着けたということは、ヒロインにだけフォーカスすればある意味でハッピーエンドなのでしょうね。[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-17 11:12:46)(良:1票) 《改行有》

11.  マイル22 《ネタバレ》 テンポよく運ぶストーリーと適度な尺のアクション作品。マーク・ウォールバーグのぶち切れっぷりやイコ・ウワイスの超絶アクションを楽しめるのも魅力。マルコビッチさんもいい味出してますね。また、個人的には「ウォーキング・デッド」のマギーことローレン・コーハンの出演が嬉しいところ。 ですが、ストーリー的にはどうなんでしょうか?核物質が盗まれ、秘密部隊が犯人のアジトを急襲、その場で殺害した男の敵討ちの結果が、ここまで大掛かりになるというのはどうにも非現実的。フィクションだから何でもありというものでもないような気が? カギを握る男も何で巻き込まれたかが良く解らず(多分家族がらみなんでしょうけれど)、ヒーロー、ヒロインが抱える家庭問題も若干の説明のみ。敵討ちをしている母親の立ち位置も今一つ解らず。95分の作品ですけれど、もう少し序章部分があったけどカットされてるみたいな、途中参加的な気分になってしまいます。 それと、テンポが子気味良いのは作品のジャンル的には歓迎ですが、カットが短くて目まぐるしく転換するのと、更には時間軸まで行ったり来たりなので、映画館で観たら疲れただろうなというか酔ったかも。 序章カットされてるみたいと書きましたが、続編製作が大いに可能な幕切れでもあり、キャスティングが魅力的な作品だけに是非続編を作って巻き返して欲しいところです。 ちなみに、「三重スパイ」という台詞を聞いて、指折り数えて「なんで三重?」と混乱してしまったのは私だけでしょうか?(無事解決)[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-30 16:43:53)《改行有》

12.  万引き家族 《ネタバレ》 前半、あまりに一家の日常を自然に描き過ぎていて、セリフが半分以上聞き取れなかった。ラスト近くまで一家のひとり一人の関係が明らかにされず、ちょっと消化不良気味。そして、観終わって尚、不明の部分がかなりある。ネット上では非常に良く読み込んだブログがある反面、無責任な憶測めいた記事もあり、ネットのネタバレ情報に頼って全てを理解しようとしても無理。と言うか、ジャスト2時間の尺では何から何まで描き込めないし、描いたところで野暮なだけ。家族の関係性、社会・集団で生きることの大切さと煩わしさに焦点を当てて、細かなエピソードは省略して結構。監督のメッセージが何なのか、友と額を突き合わせて鑑賞後に語りたい。表題どおり、父子の万引きは作品のテーマにとって重要なファクターだけれど、それ以外にも、作品全体を通して様々なエピソードがこの作品の言わんとすることを雄弁に物語る。勿論それは、演技派を揃えたキャスティングの賜物でもあります。[試写会(邦画)] 7点(2019-06-12 02:09:00)

13.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 mamaを化け物として表現して欲しくなかった。アジアンな雰囲気が色濃い哀しみに満ちたストーリーにはスゴく惹かれる。だから、ストーリーで勝負して欲しかったな。我が子を愛する執念が実体化しているのだから、もっと優しい光を感じさせても良かったんじゃないだろうか。あれじゃ伽椰子の焼き直し的じゃん。 ただ、ストーリーには惹かれます。アジアンだなぁ…てか、日本的な怪談話。日本人の感性に訴える何かがあります。そして、子役たちの素晴らしすぎる演技。恐怖を増幅させつつ画面に惹きつけられる。 突っ込みどころは多々あるけれど、観終わってみれば決して後味悪くなく、7点献上します。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-28 18:46:09)《改行有》

14.  マチェーテ・キルズ 《ネタバレ》 ジェシカがあっさり頓死してしまうのは哀しいのですが、前作同様のお馬鹿アクションのオンパレードには大いに満足。ただ、ちょっとストーリー性を持たせ過ぎたかな?もっと適当でも良かったような気がします。 豪華競演陣も楽しいですね。軽く扱われていても、本人は気にしていない風なのが良いです。そんな中で、映画初出演のレディ・ガガはイマイチ壊れ足りないような気がしますけれど、期待通りのチャーリー・シーンにはある意味この手の作品における安定感さえ感じます。 ただ、最初と最後を結ぶ第3弾SF作品については、今度こそフェイクで終わらせるのが遊び心だと思いますけれどね。 ちなみに前作は「マチェーテ、メールしない。」がお気に入りの台詞でしたけど、今作では「マチェーテ、ツイートしない。」がツボでした。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-22 11:09:21)《改行有》

15.  マッキー これは楽しい!思わず高得点献上です。今までハエに感情移入したことはなかったなぁ~。勧善懲悪、水戸黄門的ストーリーに万歳です。 ちなみにテーマソング。耳につき過ぎかも(笑)[DVD(字幕)] 9点(2014-12-31 12:02:46)《改行有》

16.  マラヴィータ 《ネタバレ》 掴みは上々、尺もほどほど、さして中だるみもせずクライマックスへ。流石のリュック・ベッソン監督という感じなのですが、なんとなく消化不良で終わってしまう。この予定調和には何かが物足りない? 既に皆さんのご指摘にもありますが、家族ドラマになっていないからかも知れません。折角魅力的に毒のある家族を描いているんだけど、尺の都合なんでしょうか、何かエピソードが足りない感じ。長男が家を出て、長女が失恋して、さてここでひと騒動!とはならずにクライマックスになっちゃったからかも。 そこで無理に引っ張らないから楽しめたのかも知れないのだけれど、往年のギャング映画へのオマージュを込めたスタイリッシュな好作品なだけに、ちょっと残念。 追記。ラスト近くでマラヴィータが撃たれずに済み、撃てと騒いでたギャングと目が合ったシーン。是非マラヴィータの逆襲が見たかったな。直接描かずに主に指を持って来るなんてもブラックで良かったかも。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-15 06:58:18)《改行有》

17.  マシンガン・プリーチャー 《ネタバレ》 寓話として観ている分には楽しめないことはないのですが、何せ物語の背景になっている悲惨な社会は現実のもの。現実の悲劇を独善的な「ヒーロー」を描くために使って良いのかという疑問は否めず、どこか心から楽しむことは出来ない作品。確かに主人公の「改心後」の行動は、まさに更正そのもの。だけど、だからって外国に乗り込んでいって人殺しを繰り返して良い訳はなく、正義を叫ぶことで自らの罪を掻き消しているだけにも見える訳で、やっぱり何か後味が悪い。エンドロールで出てくる実在の御本人の御姿。確かに雰囲気あるなぁ…。そこにあるのは本当の正義だろうか?[DVD(字幕)] 6点(2013-09-08 00:32:26)

18.  マチェーテ 《ネタバレ》 こりゃ面白い。手放しで楽しめる本格的B級バイオレンスアクション巨編ですね。 何から何までいい加減に作っていそうでいて、キッチリ押さえるべきところは押さえ、台詞で敷いた伏線(「修道院に送り込むぞ!」とか「アタシは簡単に殺されないよ!」とか)は行方知れずになることなくちゃんと収まるべきところに収まってる。この監督のイカレっぷりは半端じゃないですね。解ってイカレてる。計算ずくです。 出演者も皆イイ味出してます。ダニー・トレホのヒーローってだけでもウケルのに、老体に鞭打って重そうに走る走る、その姿に心配させられつつ、ちゃっかり美女の裸身を抱きしめたり、ジェシカやミッシェル(2人とも眩しいぐらいに魅力的)とのラブシーンがあったり、もう役者冥利に尽きるってのはこのことじゃないかって感じ。「マチェーテ、メールしない。」なんて、いきなり英語が下手になっちゃうところも受けた。 演技が上手いんだか何だか判らないセガール様は、メジャーになってから一度も殺られ役がないと思うんだけれど(「エグゼクティブ・デシジョン」では死ぬところは出てこないし、どっちにしても直接殺られてない。)、ついに負けたか!と思いきやマチェーテを生かし自ら切腹だもんね。この訳の解らない冷酷無比な極道ぶりがまた受けました。 上院議員からタクシードライバーに転じてしまうデ・ニーロさんは、「防弾チョッキ!」と叫んでいたとおりにチョッキに救われ、そのくせ密入国者の扮装をして逃げたばかりにあっさり自警団にトドメを刺されちゃう。 まぁ、例を挙げればキリがない。何回見てもその都度新たな発見を楽しめる超B級作品ですね。ただ、ストーリー部分がシリアス過ぎるので、もう少し弾けて欲しかったなという気持ちから8点献上です。 ちなみに、まさかの「続編」、ましてやの「続々編」は、今度こそ劇中劇ですよね?[DVD(字幕)] 8点(2011-05-22 02:06:54)(良:4票) 《改行有》

19.  マインズ・アイ 《ネタバレ》 企画倒れですね~。設定的には惹かれるものはあるのですが、映像的、てか表現としてどうにもならない感じです。何にしても映像がチープ。画質も色彩も妙に古臭いし(これってワザと?)、ワイドスクリーンなのが違和感。出て来る役者さんたちも何だか素人っぽい人が多いし、なんたって主役の兄弟が全然魅力的でない。これだけ条件が揃えば、流石に制作者さんも言いたいことが表現できてないのでは? 取って付けたように物語の背景に据えられている「謎の感染」なんてのは、まさに蛇足。ゾンビ映画のテイスト持ち込んでどうするの?って感じですね。もっとシンプルに、「知らない男がオレの脳に入ってくるんだ。ヤツの見せるビジョンの意味が解らない。いったいオレにどうしろって言うんだ!」みたいな展開を極めて日常的な生活の中で、何の特徴もないような一般ピープルを主役に据えて制作した方が、ずっと面白かったんじゃないかな?[DVD(字幕)] 2点(2011-04-24 20:31:47)《改行有》

20.  マンダレイ 《ネタバレ》 「ドッグヴィル」同様、素晴らしい作品と感じました。床に白線を引いただけの舞台が、ここまで現実味を帯びて見えるのは、ただただ監督の力量と思います。2作目ゆえのパワーダウンは全くないですね。 テーマは若干シフトしてると言うか、基本的には人間の性(さが)なのでしょうけれど、今回は個人よりも集団(社会)を対象としています。受け取り方によってテーマの深さも変わるかもしれませんが、非常に解りやすい構成と言えます。 キャスティングも素晴らしい。ヒロインはニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードにチェンジしましたが、このブライスがいい。前作はニコールが完璧に演じていたけれど、今作のグレースはブライスがいい。可憐でいて気の強いギャングの娘を見事に演じています。 ただひとつ不満と言えば、ドッグヴィルであれほどの目に遭っているグレースが、その心の痛みを全く感じさせない日々を過ごしていること。連作であれば、少しはその痛みが表されていても良かったのでは?[DVD(字幕)] 8点(2011-01-11 00:04:50)《改行有》

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