みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. マタ・ハリ(1931) 《ネタバレ》 スパイとして乗り込まれたマタハリ演じるグレタ・ガルボが愛する中尉の為に将軍を殺してしまい、逃げるが逃げきれずに銃殺刑になるラストを見せることなく終わらせた余韻がこの映画の良さであり、サスペンスとしてのハラハラ感はさほどないけれど女スパイとしての仕事より一人の女としての人生を生き抜くことが迎える悲しい結末を眼が見えなくなってしまった為に見ることができない。ある意味幸せなのか?いや、不幸せなのか?中尉にとってのマタハリは何だったのか?と色々考えてしまう映画としてなかなか見応えあり。グレタ・ガルボの一つ一つの表情が本当に上手い。これぞ女優て気がする。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-11 21:00:03) 2. マルクス一番乗り 《ネタバレ》 マルクス兄弟の繰り出す馬鹿馬鹿しさ全開なギャグに付いて来れるか来れないかで評価が変わるだろう。でもって当然私はマルクス兄弟のナンセンスギャグに付いて行けるから楽しめる。人間の患者の話なのに馬の話しているグルーチョ、そんなグルーチョがチコに騙される馬券売り場での面白いこと。面白いこと。全体的にまとまりが感じられないけど相変わらずマルクス兄弟のドリフターズの元ネタのようなコントを見るだけでも笑えるし、ドリフターズは間違いなくマルクス兄弟を参考にしてギャグを考えたに違いない。[DVD(字幕)] 8点(2013-06-03 21:48:57) 3. マルクス兄弟 オペラは踊る マルクス兄弟でミュージカルだの舞台劇だのまたまたロマンスだのって、おいおい、いくら何でも詰め込み過ぎでは?という観る前の予想を良い意味で裏切ってくれる。やはりこのマルクス兄弟が繰り出すドタバタ喜劇が私は好きだ。中でもチコが私は一番好きである。そんなチコのピアノの芸の達者ぶりが素晴らしい。他の二人も相変わらずやってることはどいつもこいつも馬鹿だけど何だか憎めない。愛すべき大馬鹿ぶりに今回も笑わせてもらった。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 20:48:51) 4. 街の灯(1931) チャップリンの映画は傑作が山ほどあるけど、その中でも特に素晴らしく、これはもうチャップリンの映画の中でも特に大好きな作品です。何度観ても必ずラストで涙してしまう。あんなに素晴らしいラストシーンはこの世に存在しないと観る度に思う。そのぐらいのあの素晴らしいラストシーン!チャップリン映画が持っているヒューマニズムの最高峰に位置すると信じて疑わない名作中の名作!この映画を一言で表すとしたら、「名作」これしかありえません。この映画に10点満点付けないで、他に何に満点付けられるのだ?私の中では10点どころか20点でも足りないぐらいの作品です。[DVD(字幕)] 10点(2005-06-12 09:46:37)(良:2票)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS