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プロフィール |
コメント数 |
623 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。 無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。
目安 10 大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作 9 上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ 8,7 単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。 6 面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない 5 そこそこは楽しめるが2度は見ない 4,3 まあ見れるが面白くはない 2,1 つまらない、見る価値なし 0 もはや伝説的な糞 |
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1. 招かれざる客(1967)
父親は娘が黒人と結婚するからというより、リベラルだと信じてきた自分も結局内にはステロタイプ化された見方が潜在していて、このような状況に意図せずとも拒否感を感じることにこそショックを受けているように思える。単に白人黒人の人種差別ではなく、現在も過去も普遍的に社会に存在するそれこそこの作品の本当のテーマではないかと感じた。黒人であるメイドが誰よりも結婚に拒絶を示していることが彼女が育つ過程で取り巻かれてきた環境を表しているようで象徴的。[DVD(字幕)] 9点(2005-12-07 16:18:41)
2. マイ・フェア・レディ
元は名作舞台ミュージカル。ミュージカル映画の欠点と言えば、ここは早くストーリーが進んでほしいというところでミュージカルが始まり話が止まってしまうこと。この映画も歌曲自体は名曲揃いなのだが、ストーリー自体も傑作なので出来ればもう少しサクサク進めて欲しかったかもしれない。この手のストーリーはリアルタイムにこれを見なかった人間としては、もう後の作品で何度も見ているので、むしろミュージカルな所が新鮮で評価アップポイントなのだが、やはり2,3曲、ここで止めるかよというシーンがあった。そこはカットしたらメリハリがある流れの良い話になると思うのだが、500万ドルで権利を取得したワーナーの命運を賭けた超大作なだけにやりたいことをすべてやるのはしょうがないか。ちなみに個人的には下層階級の言葉を吐くオードリーのほうが好きだ。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-31 17:05:46)
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