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1. マスター・アンド・ウォリアー<TVM>
《ネタバレ》 自分的には、あまり馴染みのない土地での物語だし、結構長尺だし、最後まで観るのはきついのではなかろうかと危惧されたが、デヴィッド青年のあまりのナイーヴさに失笑してしまう場面はあったものの、なかなかどうして、意外に面白かった。騎士道を重んじ人生を祖国解放の使命に捧げつつ、どことなく茶目っ気があり憎めない魅力的な男アランを見事に演じきったアーマンド・アサンテの存在感が、180分という時間の長さを幾分でも忘れさせたのだと思う。雄大な自然が見事なロケーションも良い。また、ビートルズの『The Fool On The Hill』を髣髴とさせる、牧歌的な感じのテーマ音楽も印象深かった。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-10 21:48:27)
2. マリアの胃袋
海外で何でもかんでも買い漁っていたバブル期の日本を、ああいう形で揶揄してみせた訳だ。ラストの「ニッポン、チャチャチャ」でようやく腑に落ちたわ。柄本明と大竹はいい味出してたけど、いつも同じテンションで単調な演技をし続ける相楽晴子が糞うざいのと、着ぐるみみたいなデブの特殊メイク(?)は頂けない。全体的に、ホラーなのかコメディなのかが詰めきれておらず、中途半端なままで終わっている。設定自体は割と面白いと思うのだが…。[DVD(邦画)] 5点(2007-06-15 22:48:13)
3. マグノリア
すんまへん、あのお、ちょっとお聞きしますけど、オチ知りまへんか?この映画の。へえ、ないようになってしもたんですけど。蛙が仰山落ちてきたとこまでは分かってたんやけど、オチがどこにも見当たらんのですわ。知りまへんか、オチ。ああ、そうだっか。どもしゃあないなあ。ちょっと、そこのお人、あんたは知りまへんか、オチ。あんたも知らんの。難儀やなあ。どこ行ったんやろなあ、オチ。あの蛙の下あたりに埋もれてんのやろか…。[DVD(字幕)] 0点(2006-12-23 21:16:38)
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