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1. 魔界転生(2003)
《ネタバレ》 荒木又右衛門が柳生の庄を襲撃するところは期待させてくれました。
しかしアジトに戻った又右衛門を四郎があっさりと粛清したあたりで、
なにそれ?状態に。
魔界衆勢ぞろいドーン!というところが見たかったのですが、
そのあとは魔界衆は出てきては倒されの連続で残念でした。
魔人になってからの活躍をもう少し見せて欲しかったですね。
決して悪くないのですが深作版に比べると、
迫力や狂気(ついでにエロス)にどうしても物足りなさを感じます。[DVD(邦画)] 6点(2008-12-14 18:56:54)《改行有》
2. 魔界転生(1981)
《ネタバレ》 最初に見た時は柳生や宝蔵院とかわかりませんでしたが、
宮本武蔵が蘇ってその剣をふるうというのが何より魅力的でした。
序盤の魔界衆達が増える場面は少したるいけど、
宝蔵院胤舜が仲間になるあたりからおもしろくなります。
甲賀衆が伊賀の村を襲っている最中、突然あらわれる魔界衆。
生前は煩悩を断とうと苦悩していた宝蔵院胤舜が淫猥な表情で、
甲賀のくのいちを襲い、槍で次々と甲賀衆を薙ぎ払う。
対照的に無表情で無造作に木刀をふるい甲賀衆を叩きつぶす武蔵。
魔界衆の強さと異常さを見せる序盤でもお気に入りの場面です。
中盤また少し中だるみになりますが、細川ガラシャ(佳那晃子)の
エロスがそんな気分を吹き飛ばしてくれます(笑)。
いや本当にお美しい…。
柳生但馬守宗矩(若山富三郎)も存在感がありますね。
魔界衆となってからの十兵衛と初見の場面。
手招きも無気味ながら、荒れた部屋に再び何事もなく戻り座る場面も、
魔界衆の異常さや怪しい雰囲気が出ていると思います。
そしてなんといっても城内の殺陣が見どころですね。
縦横無尽に切りまくる、そのキレもさすがですが、
手前に但馬守、奥に細川ガラシャと2箇所同時に殺陣を演じるなど、
なかなかこった見せ方をしています。
そして炎上する城内での戦い、いまならCGですませてしまうのでしょうが、
実際に燃えるセットの中で殺陣を演じていたわけですから、
なんかそれだけでも凄いと思ってしまいます。
ただ柳生十兵衛が連戦連勝という形になってしまうので、
少し強すぎかなという気もします(武蔵を倒しちゃいましたしね)。[DVD(邦画)] 9点(2008-12-14 11:11:31)《改行有》
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