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プロフィール |
コメント数 |
1284 |
性別 |
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年齢 |
52歳 |
自己紹介 |
おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派 |
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1. ミミズバーガー
「正視に耐えん」作品は数あれど、この作品はそれらの群をとんでもないレベルで抜いている。ド変態映画の極北といって、過言ではないだろう。
平均点のカッ飛んだ低さに興味を持ち、近年にDVD化されたという事で本作品を観てみたが、この好奇心に従順な私のアホウさを、今回ばかりは呪わざるを得ない。
とりあえず、ラスト10分の畳み掛けるようなグロシーンに耐えた私を、誰かに褒めてもらいたい。私の胃や食道や精神だとかを、ここまで頑張らせた映画は、他にあるまい。[DVD(字幕)] 0点(2012-06-05 03:43:45)(良:1票) 《改行有》
2. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
《ネタバレ》 冒頭は主人公の「いかにもアメリカ~ンの田舎者」的なノンキさと、空港内でキョドキョドとしている浅墓な無計画振りに呆れ返り、大の大人がパパンに泣きつく未成熟さにイライラしした。彼に「自業自得」と「郷に入りては郷に従え」という発想がないのか。路上でゴミを捨てただけで何百ドルもの罰金を科す国もあれば、何百台もの自転車を窃盗した12歳が死刑になった国もあったりする。ハシシの密輸(不法所持)が5年程度で済んで良かったじゃねぇか。しょうがないと諦めやがれ!と、加虐的な観方をしていた。
しかし、理不尽な量刑が追加された中盤辺りでガラリと雰囲気が変わり、主人公の人間性が乱暴に削げていく描写に息を呑んだ。やっぱりA・パーカーは一筋縄ではいかない。ラストの呆気無さと、解放され、徐々に変貌していく主人公の足取りと後姿は実に印象的。
しかし、この作品のテーマは「自由を侵すべからず」というよりかは「外国で犯す犯罪には気をつけるべし」と、思うんですけどね。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-22 01:40:27)《改行有》
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