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プロフィール |
コメント数 |
730 |
性別 |
男性 |
年齢 |
34歳 |
自己紹介 |
初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑 |
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1. ミシシッピー・バーニング
ジーン・ハックマンの迫力。どうしても最後は王道パターンに行き着くが、ラストシーンは黒人だけではなく白人も燃えた教会の跡地で聖歌を歌い、かすかな希望が見える。しかしそのあとに映し出される無数の黒人の墓は、その希望の前にどれほどの命が犠牲になったかも雄弁に語っている。FBIの彼らにできる仕事はもう無い。だから彼らは満足も笑顔もなく立ち去るのみなのである。法だけで全てが解決するという能天気な考えではないことは明らかである。事実と異なるという意見もあるが、史実を描くのが映画ではない。それどころか、登場するFBIに黒人が一人も居なかったのはむしろ史実に敏感だったのではないか。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-08 17:56:20)
2. ミステリー・トレイン
ジャームッシュはなんでこんなに日本人役者の使い方が上手いんだろう?個性的で魅力的で、ストーリーも練られていて、ユーモアがたっぷりで、好きなシーンは数えきれません。モノクロじゃないジャームッシュもいいものですね。
キスをしてタバコの煙を移す所と、口紅をつけてキスをした後の二人のシーンがお気に入りです。カールパーキンスー。[DVD(字幕)] 7点(2009-06-27 22:48:45)《改行有》
3. ミッドナイト・ラン
傑作です。最初はちょっとたるいですね。ただその後の監督の手腕というか、センスが光ります。小気味良い演出で、過剰でもないし地味でもないあのさじ加減が絶妙。
主演の二人も段々と心が通っていくさまが本当に自然で名演。デ・ニーロの一つ一つの仕草が本当にすごい。
後半に入ってからのテンポの良さはもう終わるのが惜しいくらいでした。派手さや新しさはないけどなぜか面白い作品です。こういうの好きです。[DVD(字幕)] 8点(2007-09-17 00:43:39)《改行有》
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