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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. ミザリー
《ネタバレ》 20年くらい前にテレビ放送で見て以来です。超売れっ子な作家が、雪山で自動車を道から転落させて大けがをし、大ファンの女に助けられ、幸い中の大不幸を体験するというような話です。ファンの女役の凄味もすごいのですが、作家役の細かい表情が素晴らしいです。ファンの女は飯野賢治並みの凄味はあるけど、ブスではないのがいいですね。ハンマーでやっちゃうシーンは、体がよじれました。とてもじっとしてられません。特に2回目に振り回す時の表情がいいですね。下唇の歪み具合が最高です。[DVD(字幕)] 9点(2023-05-24 19:28:18)(笑:1票)
2. ミミック
《ネタバレ》 いわゆる一般名詞の「バイオハザード」によるパニックもので、ストーリーや設定に新しいアイディアは殆ど見られません。そして、サバイバルホラービデオゲームの固有名詞でもある「バイオハザード」ライクな絵作りだなと。背景映像の作り込みはなかなかクオリティが高いと思いました。その一方で、モンスター化したグロテスクな生物を、必要以上に、ヌラヌラ、ギトギト、ベトベト、ネバネバに表現しすぎていて、リアリティが損なわれていると感じました。そのような表現自体「エイリアン」あたりの系譜の延長で新しさが感じられないし、落ち着いたリアリティのある背景に対して浮いてしまっているしで、ちょっともったいないなと思いました。で、一番スッキリしないのが、タイトルにもなっているミミック=擬態についてです。擬態をする意味がまったくないのですよ。こんな最強最悪生物が。完璧ならまだしも中途半端な擬態を行う必然性がまったくないのですよ。う~ん。中途半端な擬態の形態は、進化の過程としてはあり得るのですが、重要なのは、進化の過程の中途半端な擬態状態でも常に連続的に有利であるかどうかです。で、本作品の場合、中途半端に擬態対象に似ることが、有利になるどころか、不利になると考えられるのですよね。擬態対象が他の生物とはまったく異なり、似ているけど異なるものにやたら敏感という性質がありますので。不気味の谷じゃないですが。何故、他の生物や非生物が擬態対象にならなかったのかと言うことになってしまいます。強すぎて擬態する必要が無いと言うことをさておいても違和感があります。[DVD(字幕)] 4点(2023-02-19 15:53:11)
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