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1. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 ここまで描くことはないのにと思うくらい、細かく描かれた昭和の雰囲気たっぷりの団地の中の様子。そこまでリアルにこだわったのに、現実味のないストーリー。好きになれませんでした。
家の中にあるティッシュやコーヒーなどは、商品名がはっきりわかるデザイン。「鷹の爪」シリーズを映画で見たことのある人なら、画面の右側でバジェットゲージが上昇していくような気がするでしょう。
雫のお父さんのセリフが棒読みすぎて、心にしみてこない。これから家族で大事な話をしようっていうときに、うっかりタバコを吸ってしまう父は、人にどうこうしろっていう前にニコチン中毒をどうにかしたら?
図書の貸出カードに名前を書くなんて、今の時代にはあり得ないし、個人情報の垂れ流し。お姉ちゃんの使ってたワープロがパソコンじゃないって言っても、今の子にはわかんないだろうな。雫は長編小説をノートに手書きで書いてる!
そんな細かい点がいちいち気になってしかたがなく、ストーリーは特に意外感も感動もない。見なくていい映画だと思います。[地上波(邦画)] 5点(2017-01-29 10:14:16)《改行有》
2. 未来は今
そこそこ楽しめますが、あの世界についていけないと、ちょっと見るのがつらいかも。コメディ+ファンタジー+ヒューマンドラマといったところでしょうか。ストーリーに整合性がないと納得できない方にはおすすめできません。ティム・ロビンスは、「ショーシャンク」や「隣人は静かに笑う」とのギャップにびっくり。いろいろな映画のパロディっぽいシーンが出てくるので、映画をたくさん見ていて、パロディ元の映画がわかる人にはかなり楽しめると思います。6点(2004-02-29 13:43:57)
3. ミュージック・オブ・ハート
メリル・ストリープのはまり役。これが実話である点がすごい。私はこの話を前から知っていましたが、それでも感動しました。素直に感動できる人に強くお勧めします。7点(2003-07-22 14:43:37)
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