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プロフィール |
コメント数 |
86 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
日本人なので邦画好き! 淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。 不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・
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1. 未知への飛行
《ネタバレ》 4カ所の密室劇で世界の運命を語る傑作。
映画とはなんでもかんでも見せることではない。観客に想像させることが優れた演出であるのだというお手本のような作品です。
20年ぶりにDVDで鑑賞して、なおこの恐怖はミサイルに限らず,原発でもありうることだと思えます。
若い映像に携わる人たちは、エフェクト満載の編集ソフトや、CGに頼らず,いかに観客に「想像させるか」、いかに「役者の演技で伝えるか」ということを、過去の低予算の傑作から学んで欲しいものです。
虚飾を取り払った表現に、映画の本質があるのだということを、この映画は改めて教えてくれました。
[DVD(字幕)] 10点(2010-07-12 00:52:06)(良:3票) 《改行有》
2. 未来世紀ブラジル
公開当時、たまたま名画座的映画館でこの映画に出会い、見たこともない世界観を楽しんでいたが、今になってみると、多少なりとも映画に近い世の中になってきてます。
この映画で最も象徴的に思うのは、ありとあらゆる便利な道具やシステムが複雑であるがゆえに、本来の機能を発揮できず、人間の手を煩わせていることだ。
自分も過去の10年間、膨大な時間をパソコンのトラブルに費やした。最近ではスマートフォンという便利で、恐ろしく無駄な時間を浪費する道具を買ってしまった。
あらゆるシーンで業務にだけ忠実な管理された人間(銃撃戦の中で掃除を続けるおばさんなど)が出てくるのは極端であるが絵空事ではない。
久しぶりに見たら、個々の小道具や、美術、画面の端にいるような脇役のキャラクターの描写も細かく演出されていることが以前よりも印象的で、以前よりずっと笑えました。
たぶん自分が大人になって多少なりとも、この映画の中に出てくるディティールと似たようなものを見たり、似たような人に会ったり、体験したからだと思います。
特撮も懐かしい手作り感があり、夢の中のサムライとの戦いは単純なカメラのトリックでしょうが、このシーンはすごく良く出来ていると思います。
CGを使えない時代のこういう工夫は大好きです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2003-10-02 03:27:06)《改行有》
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