みんなのシネマレビュー
すぺるまさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 116
性別
ホームページ http://twitter.com/srktnt

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ミルク(アメリカ映画) 《ネタバレ》 「エレファント」と「ラストデイズ」の残滓のような「パラノイドパーク」で、クリストファー・ドイルよりも、やはりガス・ヴァン・サントはハリス・サヴィデスなのだと感じた。 「ミルク」はガス・ヴァン・サントがインデペンデントの世界から舞い戻ってきた商業的映画だ。であるからこそ、ヴィスタサイズで撮られている。しかしファーストショット、キャメラはハーヴェイがいるキッチンの手前の部屋に据えられ、ヴィスタの両サイドに映る扉やら壁やらは光を失い暗部へと落ち込み、もはやスタンダードになっている。この時、構図自体が明らかにスタンダードを意識しているだろう。このショットを見て、いくら商業的になろうとも、彼の映画に対する精神は揺るぎないのだろうと感じた。 そして、この映画にはハーヴェイのクロースアップを真横から撮らえたショットがふたつあった。あまりにも印象的なので、恐らく誰もが記憶に留めているだろう。それはスコットと出会ったときと、死に際である。このふたつのショットに通じ合う大きな意味というのは感じられないが、8年間の始点と終点となっていはいるだろう。 デビュー作「マラノーチェ」から始まり、ゲイを描き続けているガス・ヴァン・サントにすれば、このハーヴェイ・ミルクを描くことは彼にとってみれば、あるひとつの到達点だったのかもしれない。 男同士のラブシーンの恍惚さや、ガラスやホイッスルの反射など、これらもまた彼の映画に対する精神の揺るぎなさと言えるだろう。 生の中で垣間見えてくる死を描くことで、生きることの美しさを描くのがガス・ヴァン・サントだ。 ハーヴェイの「40歳になってもなにひとつ誇れることがない」という言葉から始まるこの映画は、ゲイムーヴメントを担い、自分が必要としたものを追い求め、自分を必要としてくれる人たちのために、最期の8年間を誇りに満ち溢れるばかりに美しく生き抜いていく彼の姿が躍動的に描かれていた。[映画館(字幕)] 6点(2009-05-16 01:24:06)《改行有》

2.  M:i:III 《ネタバレ》 もはやスパイ映画ではないのでは・・という最大の疑問は無視するとして、これは限りなく充分に楽しめるアクション大作だ。 トム・クルーズってこんなに凄いんだ・・というよりこの人どうなっていきたいんだろうとか思ってしまう。この映画はスバラしくトム様マンセーの映画なのだけど、そのために次々と積み上げられていくアクションシーンだが、何だか微妙にズレてることに気がつく。最初の救出作戦、そっか一人一人やっつけてたら限が無いし、時間ももったいないもんね。そうだよ機関銃三つ一気にぶっ放せばいいじゃん、とトム様の活躍はほぼ記憶から薄れるくらいの暴れん坊。更にバチカンでは作戦云々より、フィリップ・シーモアホフマン・マスクの制作過程から変装、あれが凄い。今まであのマスクを外すシーンはちょくちょく出てきてたけど、あれをセットするのをじっくり見せたのはこの映画が初だろう。そして更にはラビットフットとやらを盗むときに関して言えば「盗んだ」という台詞ひとつで片付けてしまうという潔さが気持いい。そして最後なんかは妻にやっつけさせちゃう。なんだかこの映画は微妙にズレてる。しかしそこが面白いんだ。 そして何といっても、ただ横一直線に猛ダッシュをするだけのトム・クルーズをキャメラはただ横一直線に追い続けるところ、ここはやられた。いま、これだけ人間の肉体を克明に映し出した映画はそうは見ることはできない。ただ走って走って走りまくって妻の元へと走る様はスパイアクションとかそういった概念を飛び越えた、正に人がある一定のものに傾ける激しい情熱そのものだった。これは敵を倒すためではなくて、ただ愛する人の元へと急ぐという一種の青春活劇にもなりかけた瞬間だった。つまりアクションシーンのズレも全てここでの愛ってところに辿り着きたかったわけだ。 で、ラストだ。妻が言うわけだ「何で私たち今中国にいるの?」って。でも映画はこの後もダラダラ続く。ローレンス・フィッシュバーンがいい奴だったとか、一生会えないかもと言っていた友人、いやあえて言うなら戦友の妻に会えてテンションが上がる黒人とか、別に見たくないわけ、そんなの。何故あの妻の問いに「中国がハネムーンってのも悪くないだろ?」の一言で幕を下ろせないのかというところに今のアメリカ映画の勇気のなさを見た感じがする。今のトム・クルーズならこの台詞言えるはずなんだけどなぁ。[映画館(字幕)] 6点(2006-07-14 02:03:41)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS