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プロフィール |
コメント数 |
491 |
性別 |
男性 |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
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1. ミケランジェロの暗号
《ネタバレ》 サスペンスとしてはなかなかの出来。ユダヤ人とナチスの将校が入れ替わるというシチュエーションに、同じ家で育った幼馴染、主人の息子と使用人の息子、女、などなどのシチュエーションが絡んでスリルを盛り立てる。
しかし! このタイトルはダメ! ミケランジェロの暗号なんて欠片も出てこない。というか、ミケランジェロの画すら話の切っ掛けの一つにしか過ぎない。謎解きやミステリーなんて物は皆無です。
それにしても、この手の映画を観るといつも思うことがある。この映画も、ユダヤ人は誠実で情深く、賢く勇敢。ドイツ人は少々マヌケである。う~む……。戦争の良し悪しはともかく、一旦『戦争』というモノを始めたら、何があっても、どんな手段を使おうとも、負けちゃいけないんだな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-27 18:17:26)《改行有》
2. ミッドナイト・アフター
エンドロールが始まった瞬間、「はいぃ⁈」と声が出てしまった。
謎を散りばめるコトに終始する前半。観客(つまり私ですが)は「何か良く分からんが、サスペンスってのはここは我慢のし所だろう」と次から次へと積み重ねられる不条理劇に付き合っていく。そのうち映画は1時間が過ぎ、1時間15分が過ぎ、1時間半が過ぎていく……。
おいおい、そろそろ話の解決に持って行かないと時間が無いよ? と観てるこっちが心配になってくるのだが、映画はそんな心配など何処吹く風とばかりに、どうでもいいような本筋に絡まないサイドストーリーをズルズルグダグダと描いていく。これはいつの香港映画ですか? その昔の香港スタイルそのままに、その場の思い付きで撮り進めてるんじゃない?
とにかく、広げた風呂敷を畳む意思が全く無い。種だけ蒔いて、あとはお好きに……とばかりの投げっ放し。こんな脚本でイイなら中学生でも半日で書くぜ。3.11の東日本震災で起きた福島の原発事故にインスパイアされたのだろうが、その扱いも非常に不適切。おまけにサイケデリック・ロック演ってた頃のデヴィッド・ボウイ使ったら、なんかちょっと“何かしらの事”を言ったように見えるでしょ? 的な似非スノッブさも鬱陶しい。だってそれはボウイの主張であって、実際のところこの映画から伝わって来るモノなど何も無いのだから。
とにもかくにも、カッコつけて有って無いような主張をほざく前に、まずは人様に見せるに足る話を作れ! 一本の作品としての脚本を練れ! そのベースがあって初めて観客に“何か”は伝わるのだよ。[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-12-17 00:30:10)《改行有》
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