みんなのシネマレビュー
anemoneさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ミーン・マシーン 刑務所モノのセオリーを踏襲しつつほどよくはみ出した感じがさすがガイ・リッチーという感じで楽しめました。こういう映画はキャラクターが命だと思うんですが、個々のキャラクターにきちんと愛着を感じさせてくれるあたり、やっぱり登場人物の多い作品を扱い馴れているだけのことはあると思います。これ以前の作品に比べると話が素直ですが、こういうのは遅れて来た青春モノと捉えて素直に感動するのが一番良いんではないでしょうか。スポーツを通じてみんなのココロが一つになって行く、みたいなシャラ臭い話ですけど、どうせならこのぐらいシンプルなメッセージの方がわかりやすくていいじゃん?と思う立場から高得点を献上します。ガイ・リッチーらしい仕掛けもところどころにあるんですが、敢えてシンプルな作りを心がけているなあと感じました。TPOを守れることもプロとしての大切な技術だと思います。観終わった後の好感度は非常に高かったです。[DVD(字幕)] 9点(2007-04-19 01:23:54)

2.  ミリオンダラー・ベイビー ごめんなさい。映画として何一つケチのつけようのない素晴らしい出来だと思うのですが、話がどうしてもダメでした。泣かされ損というか、この救いの無さに、たとえようのないあざとさを感じます。これほどまでに欠点の少ない映画は何年に1回見るかどうかというほどのこの出来栄えの中で、どうしてこれほどまでに嫌な話を描かなければならなかったのか、わたしにはとても理解出来ません。シナリオは非常に良く出来ていますし、ヒラリー・スワンクの卑屈な個性もこの役柄に怖いくらいハマりました。モーガン・フリーマン、クリント・イーストウッドも、おそらく当たり役と言って良いでしょう。何箇所か、ありがちな、でも必要なカタルシスはありますし、ラストでは伝えたいものもしっかり伝わって来ます。でもこの映画が、イーストウッド監督作品でありながら都市部を中心とした小規模な公開に終わったのは、この映画が実際にここで描かれている地方の貧しい人々の目に、入れられるものではなかったからでしょう。アメリカで貧しい家に生まれるというのがどういうことか、この作品は徹底的に残酷にそのテーマを取り上げながら、結局絶望しか描けていない。貧困は「ミスティック・リバー」でも強調されたテーマですし、イーストウッドにはそれを描きたいという強い渇望があるように見えますが、こうしたテーマに悲しさだけしか見出せないところが、実はハリウッドスターとしての彼の限界なのではないかと感じました。皿洗いをして、床掃除をして、人生に後悔しながら死んでいく人たちが、この映画を観て素晴らしいと思うでしょうか。映画が本当に夢を与えなければならない人たちに対して、この映画が勇気や力を与えるでしょうか。大変良く出来た映画であるという観点から高い点をつけますが、わたし自身はこの映画を二度と観ないと思います。もしかしたらわたしがイーストウッドの作品を観るのは、これが最後になるかも知れません。それぐらい、嫌な映画でした。[映画館(字幕)] 9点(2005-05-30 00:02:57)(良:3票)

3.  Mr.インクレディブル 過去に見たあらゆる映画の中で、最も優れたスタッフロールに全点。ストーリーは良くも悪くも期待を裏切らない普通に良く出来たストーリーだし、総合点は高いと思われるが、毒が無さすぎ。「ファインディング・ニモ」が予想外の高水準だっただけに、残念ながら「こんなもんか」という感じ。でも普通に期待した程度には面白いし、やっぱり実写では実現不可能なスピード感はある。たぶんベタなヒーロー物を意図したんだと思うしファミリーがいい感じに結束して息の合ったアクションを展開する流れはテンポ良く楽しい。プラスアルファを期待してしまっただけに無念さが残るが、映画って最後の15分とスタッフロールが良ければかなり得点が上乗せされてしまう部分があるので、騙されないぞ、と意地になったきらいはあると思う。サミュエル・L・ジャクソンがアニメでもやっぱりクールにキメてくれたのは嬉しいし、出番は少ないものの予想以上に活躍してくれたので印象自体は悪くなかった。やっぱりどうしても「ニモ」に比べるとキャストが地味だったのが敗因かも。けっこう笑いのツボは押さえていたし、安心してファミリーで見に行くには持って来いだとは思います。あと一押し、さえあればかなり乗れたはずなので、食い足りなさが非常に残念。主役がクレイグ・T・ネルソンっていうのがダメですよね。敢えてアナログを強調した音楽は好感持てました。6点(2005-01-02 00:46:02)

4.  ミニミニ大作戦(2003) 私はあまり人の意見に影響されたくないと思っているので、実はほとんどのレビューを他の皆さんのご意見を読む前に書いている。それから皆さんと自分の評価に異常なギャップがあったりするんじゃないかと思ってドキドキしながらレビューページをめくって行くのだが、この作品に関しては正直、あんまり心配しない。少なくとも「面白さ」にかけては滅多にないほどの傑作だと思うし、プロットは無駄もスキもなくきっちり出来ているしスピード感も派手さも充分、しかもリアリティを失うほどには派手すぎず、夢も希望も失わせない程度には現実離れもしている、この絶妙なラインをきちんと守り抜いたのはセンスの賜物。加えてこの素晴らしく地味豪華なキャスティング。天才ハッカー役のセス・グリーン、ハンサム・ロブ役のジェイソン・スティサム、父親譲りの金庫破り師でスピード狂いの金髪美女がシャーリズ・セロンって顔合わせにもうメロメロです。セス・グリーン、いい役者になりましたよね。子役から1度のスキャンダルもなく30歳ってだけでも1つの奇跡だと思うんですが、演技力も全然イケてます。マーク・ウォルバーグがエド・ノートンと一騎打ちで全然負けてないというのも泣けました。そして物語を裏側から静かに支えたドナルド・サザーランドの存在感。もちろん一番優れているのはシナリオですが、これは旧作を見てないのであんまり大騒ぎするのはとりあえず避けておきます。なんで今頃レンタルで見ているかと言うともちろん邦題がダサすぎたから。見逃した、とすら思ってなかったんだからもうこれは邦題ダメダメ大賞ですね。しかし良い物とはいつか必ず縁があります。それが映画の一番凄いところかも知れません。10点(2004-10-22 01:23:51)(良:1票)

5.  ミスティック・リバー 遺憾ながら、前評判とは全く裏腹にごく普通の地味なサスペンス映画でしかなかった。映像は重厚、演技陣は優秀、シナリオも良く練り込まれていて何一つ問題はないのだが、美しすぎる映像と音楽、演技者達の演技の素晴らしさにストーリーが全然追い付いていない違和感が大きい。これだけの重厚感で盛り上げておきながら、あのオチはないだろう、というのが率直な感想。のっけからショーン・ペンの絶叫する「She's my daughter!」に涙を絞り取られ、予告編で何度も観たはずのティム・ロビンスの苦悩に振り回され、マーシャ・ゲイ・ハーデンの混乱に翻弄され、実に役者の存在感が際立つ作品なのであるが、後に残されるのは人生観もへったくれもないベタベタのミステリー。要するに偶然が巻き起こす運命のいたずらについて、過去を仮定法で回顧する形で「誰の身にも起こり得たこと」として描きたかった意図はわからなくもないが、物語のたどり着く結論が結局人生を変え得るのは教育でしかないという言われ尽くしたメッセージであることの不毛さに脱力した。前半の展開の速さに、「スリーパーズ」の失敗をここで是正しようとしているのかな、という妙な納得はあったが、「スリーパーズ」で児童虐待に励んでいたケビン・ベーコンに、大学教育によって低所得層からの脱出を果たした「勝ち組」を割り振ったのは冗談としか考えられない。クリント・イーストウッド御大は既に1作1作を遺作のつもりで撮っているのに違いないし、それだけの気迫の込められた作品ではある。限りなく良い評価をされる可能性の高い作品だし、おそらく賞レースでも沢山の賞を手にするだろうが、御大と呼ばれるほどの巨匠になってから傑作をモノにする監督が極めて少ないのもまた事実である。イーストウッドよ、誰もあなたに厳しいことが言えない状況は理解できる。でもあなたは決してハリウッドを一括している場合ではないと思うよ。私はあなたのファンです。6点(2004-01-13 06:44:41)(良:4票)

6.  ミッション・トゥ・マーズ 期待したほどつまんなくなかったために、かえって評価が下がってしまった珍しい作品。デパルマが火星を撮る、って聞いてビビッたのは私ぐらいなんでしょうか。なんかこの人、器のスケールが大きくなってもちまちまとメインキャラの少ない映画を撮るんで、もう火星なんか行っちゃってどうすんの?とすくんでいたら案外火星っぽくて仰天した。もちろんデパルマだから火星とか宇宙船の仕掛けなんかもとても美しいのだけど、なんとなく火星がアリゾナの一角にあるような感じがしてそのへんからバスで行けそうなスケール感が楽しかった。犬さん同様、私もラストでは笑ってしまったが、あれはウケようと思ったのではないのだろうか。6点(2003-12-11 01:23:56)(笑:1票)

7.  ミート・ザ・ペアレンツ 明るい泥沼モノ・・・いいですね。もう、とことん可哀相な主人公についつい引き込まれてしまいます。ベン・スティラーってものすごくセンスいいですね。おしゃれだし、自分をよく知っている頭の良い人というイメージがあります。ロバート・デ・ニーロを相手にしても、全然引いてないところが素晴らしいです。特に自分と共通点のない主人公にここまで肩入れさせてしまうというのは、彼本来のキャラクターなのではないかと感じさせられます。ところどころかなりイタイですが、コメディなのでこのぐらいはあっていいと思いました。久しぶりに良くできたコメディにキチンと笑わせてもらった気がします。マジメによく頑張ったという感じ。8点(2003-11-22 17:38:27)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS