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プロフィール |
コメント数 |
44 |
性別 |
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自己紹介 |
主として最近映画館で観た作品の感想をメモ代わりに書き込んでいます。 |
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1. M:i:III
どこをほめてよいのかも、どこをけなしてよいのかも判断に難しい感想書くのに非常に困る作品。明らかにスパイ映画としてもアクション映画としても一定のレベル以上のものを提供できているのに何なんだろう、この鑑賞中に漂う眠気は。そもそも娯楽映画って言葉の基準は何なんでしょうね。頭を使わずにというか思考を停止させて全くの受身の姿勢で観て楽しいなあと思える作品?お金を存分に使って製作者の技術の粋を見せつけて観客にすごいなあと思わせてくれる作品?見た後でテーマ性を深く考えさせられたり後味の悪さを残されることもなく、僕らの後の人生観にとって毒にも薬にもならない作品?何か最近「娯楽映画だから」「娯楽映画として」っていう考え方がよく分からなくなってきた自分にとって解釈が苦しい作品でした。まあ、個人的な本能に従って率直な感想を出すと「別に観なくても何ら差し支えなかった作品」なんですが、それは映画好きとして映画を愛してるといえないんじゃないか、映画に対する真摯な姿勢を放棄してんじゃないかとか思えるわけで。まあ、要するにもっと映画見て視野と感性を広げろってことですかね。[映画館(字幕)] 5点(2006-08-06 21:58:01)
2. 未来世紀ブラジル
《ネタバレ》 ナンダコレハ?というのが正直な印象。冒頭の突入シーンとか見ている限りでは見せ方が上手いとか、一筋縄では終わりそうにない、さすがテリー・ギリアムとか簡単に思っていたけど、なんかもう、この人が本気でやりたい放題やったら自分の陳腐な理屈などじゃあとても語り尽くせるもんじゃないのね・・・っていう、凄まじいカルチャーショックを受けたような衝撃。これ、テーマは管理社会への警告なんだろうか?ただ、自分の中でのテリー・ギリアム観ってのは、確実に何割かの人をひかせてしまう独自の色を出しながらも、扱うテーマ自体はごく自然なもので、話の整合性は絶対に崩さない、要するに類まれなストーリーテラーというところに評価を置いていたんだけど、今作でその評価をちょっと見直すべきなのかも。何にもまして作品の魅せ方に非凡すぎるセンスを感じはするが、なんというか壮大すぎる世界観が観客のみならず作品そのものを飲んでしまっているという感じ。正直自分がこの作品に対して面白いと思ったのかどうかも上手く判別できないんですが、最後まで画面に集中したので面白かったということになるんでしょうか。とにもかくにも他人にこの作品の良さを説明しろといわれたら非常に困ってしまうので、とりあえずこの点で。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-16 13:29:36)
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