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1. 未知との遭遇
《ネタバレ》 公開当時、「未知との遭遇」派か「スターウォーズ」派か分かれたものです。
比べるのもおかしな話でしたが、当然僕はこの作品「派」でした・・・
おもちゃ箱をひっくり返したような「スターウォーズ」(今にして思えば壮大なストーリーであった)と、何とも哲学的かつホラーな雰囲気を持ち、見てる側に何かを考えさせてくれる「未知との遭遇」を比べるなら僕にはこの作品のほうが合っていました。
序盤から中盤にかけての主人公が何かに憑かれたかのようなシーンに息を呑み、ラストの壮大なコミュニケーションシーンに感動すら覚えてしまいます。
スピルバーグの名を確固たるものにした記念碑的作品だと思います。[映画館(字幕)] 7点(2010-10-05 10:39:49)(良:1票) 《改行有》
2. ミッドナイトイーグル
《ネタバレ》 原作既読です。そしてあの原作が映画になるとこうも安っぽくこうも緊張感が無くなるものかと愕然としました。
米軍基地に侵入した工作員一人だけでももっとドラマがあったはず。
ラスト近く、カメラ越しに会話するシーンが大きな泣き所だったのだろうがまったく心に響きませんでした。
「原作が良かった(売れた)から映画にしましょう」という安易な考えがこういった作品を作ってしまったと思われます。
これを海外でプレビューしたとは「恐るべし!日本映画界」でございます。[DVD(邦画)] 4点(2008-08-24 14:47:49)(良:1票) 《改行有》
3. ミスト
《ネタバレ》 「キング原作の映画化」というと近年あまりいい思いをしていなかった。そういった意味で今回も大きな期待無しに鑑賞したのですが、これがまたオープニングからラストまで高い緊張感が維持されていて凄く楽しめました。
深い霧に覆われて視界が極端に悪いというシチュエーションから「何かが居る」という恐怖が増幅され、日常生活では考えられない行動を「人間」が起こします。
そこがこの監督の描きたかったことなのかなと思いました。
深い霧に覆われた怪物というのは実は人間の心そのものなんじゃないか。
ラストの絶望感は近年まれに見るもの。
幼い子供が父親に「あの怪物に僕を殺させないで」と訴えていたことがあのラストシーンになったのかと。[映画館(字幕)] 8点(2008-05-21 09:24:53)《改行有》
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