|
プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
|
1. ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 原作既読です。かなりボリュームがある原作を2時間半におさめているので、全体的に原作に比べると薄味な印象がありますが、映画単体としては、バランス良くまとまっていると思います。映像の雰囲気は悪くないのですが、もう少しクローズドサークルのミステリを解くというワクワク感やゾクゾク感が感じられればなと思いました。原作そのものが、後半尻すぼみな印象があって、基本原作に忠実なので、その部分は致し方ないかなと。配役としては、リスベットにもう少し秘めた華が欲しいかなと思いました。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-02 20:11:56)
2. ミリオンダラー・ベイビー
クリント・イーストウッドがボクシングジムの老経営者役。ウエイトレスのバイトで身銭を稼ぐ30代の女ボクサーが、強引に弟子入りを請い、イーストウッドもついには折れるという流れ。おそらく、終盤の展開があった上で、逆算して、感情移入やリアリティのための前半という位置づけなのでしょうけど、あまりうまく機能していないように思いました。少なくとも私はあまり感情移入ができませんでした。ボクシングという、スポ根の中でも王道中の王道を扱った割には、薄味というか、熱さをあまり感じなかったのですよね。タイトル戦の白熱は伝わってきたのですが、逆に言えばそれ以外が鈍くさいというか。母親役の人は、ある意味ホラーかよっと思うくらいゾッとするところがあって良かったと思います。(なんか林眞須美的な狂気が見え隠れしてゾッとしました)ただ、バランスを考えると、女性ボクサーがあまり特徴がないのと対照的に、このバカ家族が、特徴的にバカすぎて、リアリティが感じられないというのもあるんですよね。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-13 19:41:09)
|