みんなのシネマレビュー |
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1. 息子の部屋 《ネタバレ》 息子が亡くなってからの、欠落感、空白感、喪失感が、観る側にありのまま伝わってくる演出だった.思いもかけない身内の死を受け入れようが受け入れまいが容赦なく時間は流れていき、どうやっても繕えない感情をじっと抱えたまま苦悶することも間違いなく人生の一部なのだと.ラストの展開も、この意図からするといかにも自然だ.9点(2003-08-22 14:26:16) 2. ムーラン・ルージュ(2001) 次々と展開するスピードと衣装や舞台のゴージャスさに圧倒された.吹き替えを使わないことで画面に適度な緊張感が生まれ.観る側も雑念なく集中できる.キッドマンがそれは綺麗だったし、マクレガーの慟哭には不覚にももらい泣きしてしまった.7点(2002-09-28 23:06:37)
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