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1. 息子のまなざし
かなりしんどい映画だった。ランス・フォー・トリアーのドグマ関係の如く、ハンドカメラを使用し(終始顔のすぐ後ろにカメラがある)BGMは一切なし。誰も笑わない(表情も変えない)。殆どしゃべらない。そんな状況で犯罪の加害者と被害者である二人の関係を見る観客は「いったい次はどうするつもり?」と緊張感を強いられる。一切のムダを省いたリアルな映画だが、正直言って好きになれなかった。少なくともこの映画の宣伝文句「ぴあの満足度ランキングナンバー1」と言うのはホンマかいな?と思う。それとも私の感性がダメなのか?この映画にめちゃめちゃ感動する人もいると思う。非常に意欲的な映画だ。けど、誰が見ても楽しめる映画とは思えないなぁ。実際隣に座っていたおばさんは途中から退屈したらしく、ソワソワ動きまくって深いため息を何度もついてたし。【かんたーた】さん、先に書いちゃってスミマセン。しかも我ながらなんか歯切れの悪いレヴューっスね。6点(2004-01-21 11:32:29)(良:1票)
2. 無法松の一生(1958)
見ながら顔は自然とニヤけて、悲しいシーンでもないのに何故か涙が出てきた。日本人に生まれてよかったと、日本人であることが誇らしくなるような映画。43年版も是非見たい。あと、松っさんがポスターを貰ったあの飲み屋。いいなぁ。あそこで飲みたいなぁ。9点(2004-01-14 10:46:35)
3. 宗方姉妹
「新しい」と言うことは「古くならない」こと。小津の映画のようだ。7点(2003-12-10 15:36:15)
4. 息子の部屋
静かな映画ではありますが、私には十分ドラマチックに思えましたし、心がヒリヒリ痛んで何度も泣けてきました。大きな悲しみと喪失感、「あの時こうしておけば」と何度も何度も繰り返し襲ってくる後悔。それでも時間は流れて行き、残されたものたちはなんとか日常に戻ろうと努力するが、その都度もう二度ともとに戻れないんだと思い知らさせる。そうやって行きつ戻りつしながらも少しずつ進んで行く登場人物達の心が映像によってひしひしと伝わってくる、とても良い映画でした。8点(2003-09-09 11:51:16)(良:1票)
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