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プロフィール |
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1727 |
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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. ムーラン・ルージュ(2001)
《ネタバレ》 豪華で迫力のあるミュージカルだけど、ストーリーが陳腐。
ミュージカル好きにはウケそうだけど。
超美形で歌もうたえたニコール・キッドマンには感心。
ユアン・マクレガーの色のなさというかアクのなさが、キッドマンを引き立てているよう。[DVD(吹替)] 4点(2015-05-04 21:16:19)《改行有》
2. 麦子さんと
《ネタバレ》 なんてことのない手垢のついたようなストーリーなんだけど、泣けてくる。
親子というのは人間関係の最も基盤となるもの。
誰にでも思い当たる経験の中での普遍的なものに訴えかけてくるからだろう。
テレビを集中して見たいのに、空気を読まずに話しかけてくる母親のうざったさ。
個人的に思い入れのあるものを勝手な判断でゴミとして捨ててしまう無神経さ。
本気で何度も腹を立てて怒鳴った覚えがあるが、全然懲りずに同じことを繰り返すのが子供心に理解できなかった。
当時は嫌がらせでもしているのかとずいぶん憤ったが、今思い返すと、呆れると同時にかわいそうになってくる。
親のうざったい行為は死ぬまで変わらない。
変わるのは子の受け止め方だけ。
子はいつか自分の親にも若い時代があったという当たり前のことに思い至る。
夢があり、挫折があり、恋をし、子供を産む。
親の昔の写真を見て、何ら自分たちと変わらない一人の人間であることに気づく。
そうして初めて子(自分)を育てる親に思いを重ね、親としてダメな部分、不満な部分も飲み込めるようになる。
それが、ガキから大人になるということなのだろう。
掘北真希は良かったが、余貴美子がうざったい母親を演じ切れていない。
一般人の母親はもっと小汚くくたびれていて色気がないが、やっぱりそこはキレイ系の女優なので芸能人オーラが抑えても漏れ出てしまう。
もっとうざったくて頭にくるような本物のババア感を出さないと、リアルな切なさが生きてこない。[DVD(邦画)] 7点(2014-11-16 22:44:36)(良:1票) 《改行有》
3. 無能の人
《ネタバレ》 つげワールドの独特の空気感。
河原で石売りというのが絶対売れなさそうで、うら寂しさを醸し出す。
売れると大きな期待を寄せた石も、オークションで値をせり上げるのに失敗して自ら買い取るハメになり、結局は漬け物石にされてしまう。
風吹ジュンが生活のくたびれ感をうまく出していた。
無能な男と妻子が手をつないで帰るラストが優しくていい。
ただ、ストーリーとしては淡々とあまりに日本的で、自分が映画に求めるものとは違っていた。[ビデオ(邦画)] 4点(2013-06-03 01:30:23)《改行有》
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6 | 324 | 18.76% |
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7 | 255 | 14.77% |
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8 | 118 | 6.83% |
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