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プロフィール |
コメント数 |
573 |
性別 |
男性 |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。
タケノコと申します。
みなさまのレビューをとても楽しみにしています。 ( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )
よろしくお願いいたします。 |
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1. 村の写真集
《ネタバレ》 徳島県の山奥にある素朴な村の風景に癒され、藤竜也さんの背中に多くを教わり、その一挙一動に身が引き締まる映画でした。 彼が演じたのはカメラマンではなく、"写真家" の高橋研一であり、そしてどこにでもいるような、息子との接し方に戸惑う一人の不器用な父親でもありました。出がけに自然光の色合いを確かめる表情、カメラの向う側の村人たちに微笑む笑顔、、その素顔は朴訥で優しい人。 まるで村の守り神のような存在である反面、息子への厳しさは、父としての責任であり、優しさでもあり、そして照れ隠しのようにも思えました。 言うまでもなく、本作に一貫しているテーマとしては、後世に伝えていきたいもの。古き良き日本の風景。人としての、礼節。あえて言うなら、愛があることを前提とした鉄拳制裁もそうだ。 なお、昔からの映画ファンにとっては嬉しいサプライズが最後の最後に待っていました。そう、まるで「過去」からやってきたように突然に現れて、おいしいところを全て持っていった原田知世さん。 さすがは、「時をかける少女」といったところか。[DVD(邦画)] 8点(2021-05-30 22:37:38)
2. 息子(1991)
《ネタバレ》 仕事にありつくため都会に移り住む息子たち。やがて離散していく田舎の家族。都会では土地も住まいも高値であり、ただ暮らすだけで精一杯。その都会に暮らす息子たちを転々と尋ね歩き、やがて一人田舎に帰っていく照男の姿が寂しい。(このくだりは小津監督の「東京物語」を彷彿させます) あくまで主軸は父と息子をテーマにした物語。しかし、この国がかかえる慢性的な社会問題や、過疎地の高齢化問題にも言及しているように、社会派の一面も色濃い。厳しい暮らしの中にも、ささやかな幸せを探してさまよう哲夫。子どもと思っていた哲夫の結婚に目を見張り、照れ隠しするように喜び歌う照男。山田洋次監督の視線はどこまでもやさしい。経済状況の苦しい息子夫婦の住まいに居座るよりは、息子たちの人生を思って、故郷の孤独を選んだ父の姿。その覚悟は若者にはできない芸当だろう。本作は息子のいない自分にとって、息子から見た「父」の物語でした。いつか自分が父になったとき、また改めて観直したい。自分が息子のために何を思い、何をしてやれるのか。その時まで、三國連太郎が演じた父の姿を一つ一つ、心に強く焼き付けておきます。[DVD(邦画)] 8点(2017-10-25 15:38:06)(良:1票)
3. ムカデ人間
《ネタバレ》 これこそ本当の3密。今公開してたら打ち切りになったかもしれんね。 →2020/8/10 全面書き直し。[DVD(字幕)] 5点(2014-03-16 20:27:01)
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