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プロフィール |
コメント数 |
1201 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
ないっす!!! |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。 別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。 もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…) 好きな言葉は「恋」 です。 |
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1. メイド・イン・マンハッタン
どっかで見たようなお約束のストーリーが展開していくシチュエーションラブコメ(コメディ要素は薄いけど)で安心して見ていられる映画なんですが、あまりにお約束すぎる上に約束を生かすセンスが薄いのでどうにもイマイチ。
例えばストーリー中のキャラの立て方一つとってみても、こういう映画では極めて大事なサブキャラであるホテル執事や上院議員の参謀の人等、実においしいサブキャラが揃ってるのに彼らのキャラが映画の中で全然生きてない。彼らをここ一番で生かしてこその映画だろう、と。(例えばバトラー氏には、主人公と一緒に辞めて、そこで主人公に説教をぶつ、という見せ場たっぷりのシーンがあるわけだが....そういうおいしいシーンのためにはそれこそ事前に劇中でしっかりした彼のキャラ構築がなされていないと...ね)
ま、そういうのは映画中の駄目な部分の一例ですが、全体にそんな感じで「お約束にしてももっとうまく作れるだろう、ってか作れ」と思える部分がてんこ盛り。実に歯がゆい映画になってますね、これ。
ところで ナターシャリチャードソン、どこかで見た女優だと思ったら、そうか「ファミリーゲーム/双子の天使」だったか!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-15 00:17:24)《改行有》
2. メメント
よくいわれている通り、一発ネタを映画にしてみました。という、そこをどう評価するかだけの映画かなと。
話自体は非常にシンプルなものであるし、だからこそ「話自体がつまんないじゃん!」という
突っ込みもあるんだろうけど、シンプルな話だからこそ、この作品のアイデアが際立つわけだし、そもそもこの簡単なストーリーですら「話わかんねー」というレビューを書いてる人が結構いるんだから、
より複雑なストーリーにしてもほとんどの客が理解不能になっただけだったろう。
これはこれでいいと思うな。
7点(2003-11-17 23:12:47)《改行有》
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