|
プロフィール |
コメント数 |
1130 |
性別 |
|
自己紹介 |
8点以上は超お勧め。 ソフトを購入しています。 7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。 ソフトの購入まではしていません。 6点以下はハズレ。 ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。 |
|
1. 女狐(1967)
「さよならミス・ワイコフ」がきっかけでアン・ヘイウッドの作品を探していたら本作にたどり着きました。
カナダの映画ですが、ヘイズコードがなくなったおかげで、やりたい放題の内容に仕上がっています。
アメリカン・ニューシネマの雰囲気が随所で見られます。
人里離れた一軒家に過ごす二人の女性、ジル(サンディ・デニス)とエレン(アン・ヘイウッド)。
一見平和に過ごしている二人ですが、エレンは性欲が溜まっていて一人自慰行為をしたりします。
そこへ一人の男、ポール(キア・デュリア)がやってきます。
ジルはポールを兄弟のような感覚で接しますが、エレンにとってはまさに「男」だったのです。
三人の関係はとても面白く表現されていて、ある日突然ポールがエレンに求婚してくるんです。
距離を置いて接していたエレンにとっては衝撃の出来事でした。
それを知ったジルは次第に二人に嫉妬し始めるんです。
アラン・ドロン主演で「帰らざる夜明け」という映画にも似ているのですが、こちらの作品の方が今見ても古さを感じさせません。
現在、DVDは廃盤でヤフオクでもなかなか出品されることがないのですが「さよならミス・ワイコフ」をご覧になった方に是非見てもらいたい傑作です。[DVD(字幕)] 9点(2019-11-24 07:24:56)《改行有》
2. メリー・ポピンズ
子供の頃深夜放送で観ました。他のレビューを読ませていただくと大人になって初めての観賞を悔やんでいる内容が目につきますね。あの時、本作を観賞出来た自分が本当に幸せでした。先日、1993年に日本で行われたジュリー・アンドリュースのコンサートをテレビで観て感動し、さらに今回タイミング良くBSで観賞出来たのはいいのですが……。チムチムニ~♪とジュリーが傘をさして空を飛んでいくシーン以外全く記憶に残っておらず、退屈極まりない映画と化してました。映画が悪いんじゃないんです。私が開いてはならない箱を開けてしまったばかりに全てがオシャカになってしまったんです。あの時なら満点をつけていたものを……。子供の頃に感動した特別なものを中年になって再び蘇らせるのは、よくよく考えてからにすべきだと反省しました。「サウンド・オブ・ミュージック」は今でも満点なんですけどね……。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-03-06 02:18:48)
|