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1. めぞん一刻 完結篇
この手の一見さんお断り作品は映画化せずともTVスペシャルで充分。決して“原作を知らないとダメ”とは言っていない。あくまでもこの作品を“より良く楽しむ”には、TVシリーズ或いは原作を知っている事が大前提なので、この点数が妥当な所(ちなみに私はめぞん一刻(&高橋留美子)ファンだ!)。自分は作品に愛情を持っているので、だからこそ他人に勧める時にどう楽しむか…そしてより良く楽しめるか…と言う点もキチンと見たい(人がどのような視点で映画を観るか、また評価するかは自由!)。長いTVシリーズ(原作)で、少しずつ愛着を感じるストーリーと、原作での高橋先生の独特で味わいの有るペン入れ…。そして“ヒキ”と“めくり”のコマ割り構成とストーリーリズムの兼ね合いの上手さ。作品に愛着を感じるまで、長いストーリーに時間をかけて積み重ねて愛読する読者(視聴者)と、そんな事を全く知らないで突発的に観る者との温度差は、アラスカと南アフリカ程のものだ。ファンとしては…いやファンだからこそ決してあまり主観的な意見には走りたく無い。だからと言って客観的にも片寄りたく無い。めぞんを知らぬ方に勧めたいからこそ、適度な評価と言うものは必要だ。あくまでも客観的評価と言う事で…3点(2003-10-10 17:53:43)
2. めぞん一刻
プッツン女優・石原真理子が音無響子を演じるなんとも歯痒い実写版。配役ミスは勿論、高橋留美子先生のマンガをキレイにブチ壊してくれた愉快な映画。五代裕作に石黒賢…って言うのも問題有るだろう。高橋長編作品の中では実写化しやすいのだから、ベストキャスティングでリメイクしてくれ…。3点(2003-10-09 21:49:17)
3. メジャーリーグ
メジャー・リーグなのに、ダメダメチームという設定は案外単純。個々のキャラクターは癖があって好感は持てる…が、この手のスポーツコメディの中では、ストーリーの流れが一定で盛り上がりに欠ける。大体、上手に投げられない原因が近眼…っていうのはどうなんでしょう。個人的に自分は野球好きで、某球団ビイキなのでもあるのでそういう野球を知っている方には無難で面白いとは思うが、あまり主観的な意見にも片寄りたく無いので、まアこの点数が妥当な所。5点(2003-09-07 22:58:28)
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