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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. めぐりあう時間たち この映画は、繰り広げられる役者陣の演技を追うことで、満足してしまった.観てから大分経つが、N. キッドマンとJ. ムーアの繊細な演技が忘れられない.N. キッドマンは迷いなく的確な演技をし、J. ムーアは難しい役処を驚く程自然に演じていたと思う.私はムーアの演じた人物像に惹かれた.限りなく優しく愛情溢れる人でありながら、心のベクトルの方向が不幸にも相反していた、というような.ラスト近くで見せる、親切を受けた時のはにかむような笑顔が哀しかった.8点(2003-07-14 00:13:02) 2. メメント ネタばれありです.エンドレスに生きる目的を作り続けていかなきゃならない業を背負った“哀しさ”に行き着く.最愛の奥さんから示された死と引き替えの愛情も(サミー夫婦がここで活きる)、かすかに記憶をかすめながら、すぐに記憶がリセットされる、という酷さは、全てがレナードの愛情の大きさに起因していることで、倍増される.8点(2002-06-23 01:20:29)
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