みんなのシネマレビュー |
|
1. めぐり逢う朝 ただ音楽のみを追求する師と世俗の栄達を求めた弟子。その弟子を愛する師の娘。とにかく美しい映画である。芸術論を語る柄ではないが、この作品を観て芸術とは何かというのを考えさせられた。キャスティングに唯一不満が残るが、ラストで涙ながらにヴィオールを奏でるジェラール・ドパルデューを見て「これもありか」と思った。あまり世に知られてはいないが(まさにサント・コロンブそのもの)十年に一度の傑作ではないだろうか。10点(2003-09-23 09:14:25)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS