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プロフィール |
コメント数 |
204 |
性別 |
男性 |
年齢 |
46歳 |
自己紹介 |
専門は邦画とヨーロッパ映画(特にフランス)。気に入った監督や俳優がいればひたすら観つづけるので、どうしても同じジャンル・国に集中してしまうようです。(だからあまりハリウッドを観ない。)
最近引っ越してしまい、なかなか映画を気軽に観ることができなくなりました。撮りためたビデオとDVDばかりになりますが、観たものは書き込んでいこうと思っています。 |
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1. メルシー・ラ・ヴィ
いやー、奇妙な映画だった。もうわけわからなすぎ。メタファーなのかただの思いつきなのか、時代も設定も画面の構図も色もコロコロ変わる。たぶんある程度のルールはあるのだろうが(良いエピソードはカラー、悪いエピソードはモノクロ等)、とにかく奇想天外すぎてよくわかりません。最初はそのメタファーの意味を必死で考えていたのですが、どんどんわけわからなくなって、後半でふっきれてドーンと面白く感じ始めました。線路での「黙れ!」「まだ何も言ってないだろ!」「喋ろうとしただろ!」のナンセンスな会話とか、細かく笑いを提供してくれます。この映画は真面目に観ちゃダメね。自由に、各フラグメントごとを楽しんで観ていれば、結構楽しめる映画だと思います。けど、ぜったい万人受けしない。興行成績すごい悪そう。どんなに映画評論家が誉めても(誉めたかどうか知らないけど、)ぜったいヒットしない。確実。けど、この映画なかなか凄いと思います。まず、カメラワークは秀逸。浜辺でシャルロットが歩くシーン、車の爆破シーン、お父さんが車椅子で坂を下ってゆくシーンなど、なかなか見応えのある撮影です。いい撮影だなーと思っていたら、カメラマンはディーバのフィリップ・ルスロじゃないですか。たぶん、僕の好きな映像表現だったんだと思います。あと、俳優陣もなかなかやります。ジェラール・ドパルデュー、仕立て屋の恋のミシェル・ブランなど有名どころもありますが、お父さん役の爺ちゃん、お母さん役のオバちゃんもいい演技してます。(実はけっこう有名な俳優さんなのかもしれない。)若き日のお母さん役の女の人も、何かの映画で観たんだけどな、忘れちゃったな。ま、なんだかんだで奇特な人は観るべしって感じの映画。5点(2004-08-14 23:19:14)
2. メランコリー
いいストーリーなんですが、ちょっと話がたてこみすぎかな?と思います。一つの家族における夫婦・恋人・親子・兄弟などの関係を描いた作品なんですが、登場人物が多すぎてあまり上手く一人一人を描けていないようです。夫婦と親子あたりに絞っていれば良かったわけなんですが、息子たちの恋人・離婚相手・幼馴染が出てきますから、わけわからなくなってます。ジャン・ユーグのカップルはいらなかったんじゃないかな。それでも、塀をよじ登って恋人のところへ行くシーンはなかなかいいなと思いました。冒頭はあんまり好きじゃありません。5点(2003-12-19 19:25:15)
3. メメント
なんだかとても惜しいです。ストーリーは素晴らしい、アイデアも良い、けど、なんか薄っぺらいですね。ただの謎解きで終わってしまったみたいです。どうしても全ての可能性を考えながら観ていると、主役を疑ってしまうんですよね。だから、なんか最後も「あ、そうか」で終わってしまいました。こんなスピード感を求められる映画ならしょうがないかもしれませんが、あと一歩先を求めてしまいます。それまでの部分は心理描写が上手く書けていたと思うのですが、最後の部分で足りないような気がします。何故続けるけるのか?を端的に、スピード感を殺さない形で掘り下げたら秀作になったと思います。 5点(2003-12-02 19:18:10)
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