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1. メッセンジャー(1999)
《ネタバレ》 かつて23区以内なら、大抵のところは自転車で行っていた自転車乗りの自分としては、大変痛快で面白い映画であった。
公開当時、銀座に自転車で映画を見に行く人はあまりいなかったと思うが、これの公開後に俄かに自転車が増えた。メッセンジャー効果なのかなぁと思っていた。
そんなことを思い出しながら、見た。
バイク便側は、ハッキリと「悪役」の性格付けがされており、自転車便が勝利するストーリーが単純だがキモチイイ。
金とブランドに物言わせてた女が、バブル崩壊後に金と機械に物言わせてる連中に決別して、カラダ一つで勝利するという、実に望ましいストーリーだ。
実際にこういう仕事は、肉体的経済的にかなりキツイものだと思うが、明るくさわやかなテイストで描かれており、ちょっとやってみたいかも、なんて思わせる魅力が表現されていた。
そして、飯島直子の決意を表現している、スカートビリッがたまりません。
ちなみに、あの近道で実際に頭ぶつけると、しばらく起き上がれないほど痛い、という事を知っている人は結構いるんじゃないだろうか?[DVD(邦画)] 8点(2014-03-26 01:17:17)《改行有》
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