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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. めぐりあう時間たち 何をそんなに悩み苦しんでるの? といった印象しかもてない映画だった。 三人の女性のお話が並行して進む構成で、最初の女性だけは実在の人物らしく、 小説家のヴァージニア・ウルフという人。彼女の執筆した小説がキーポイントになっていて、 たぶんそれがそのまま本作のテーマにも深く関わってくる内容の本なんだと思う。 まるでウルフとこの小説を、誰もが知ってて当たり前といったような作り。 三人の女優陣は非常に気合いが入っていて、演出もいいんだけど、 私はウルフも知らなければ、この小説を読んだこともないので、感情移入もできず、 最後まで物語に入っていけなかった。点数はキャスティングと演出に。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-12 05:51:20)《改行有》 2. 地下鉄(メトロ)に乗って 雑な作りの、ファンタジー色を含んだストーリー映画。 序盤を過ぎてから、詰め込み感とチープさが強くなり、徐々に怪しい雲行きに。 ヒロイン絡みのエピソードでは、もう口をぽかーんと開けるしかなかった。 ファンタジーだから、何をしてもいいってことはないでしょ。 しかも登場人物たちの性格づけが、すべて中途半端で誰にも感情移入できず、 本来なら"感動"となるクライマックスでも、明かされる真相はメロドラマ並に陳腐で、 お涙頂戴の薄ら寒さしか感じないという結果になってしまった。 脚本の完成度は、若者向けの民放ドラマレベル。いかにもやっつけ仕事といった感じで、 とても大人の鑑賞には堪えられない。出演している役者さんたちがかわいそう、 としか思えない作品だった。[地上波(邦画)] 1点(2011-08-12 05:31:47)《改行有》 3. メメント 斬新な演出法が見所のサスペンス。主人公を演ずる役者さんがいい。 こういう作品に慣れていないということもあり、多少わかりづらい部分があったり、 シナリオ的にも、ラストはもう少し唸らせて欲しかったという部分もあるが、 アイデアが抜群で、妙味のある作品だった。[地上波(字幕)] 6点(2011-08-12 05:20:11)《改行有》 4. メン・イン・ブラック2 SFコメディーの続編。「2」製作の予定がなかったのか、 序盤の「1」からの辻褄合わせはちょっと強引だったけど、まあそこそこ面白い。 内容は前回とほぼ変わらず、SFXを駆使した映像ももちろん健在。 インパクトは多少薄まったが、こちらも家族揃って楽しめるコメディー作品。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-12 05:10:29)《改行有》 5. メラニーは行く! 自己中、わがままなヒロインが主役のラブストーリーコメディー。 とにかく彼女のハチャメチャぶりは凄まじい。でも周りの皆はなんやかんや言いながらも ニッコリと優しい笑顔で接してくれて、まるでお姫様に仕える従者みたい。 一応テーマはわかる。でも30分くらいの短編ならまだしも、 100分以上もヒロインの不思議行動を見せられても、キャラのあざとさが目につくばかり。 終始ヒロインにイライラしっぱなしの映画だった。[DVD(字幕)] 2点(2011-08-02 02:50:57)《改行有》
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