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プロフィール |
コメント数 |
187 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
ココがワタシの原点。 個人的な視点で「良」「笑」をポチッとしております、悪しからず。 過去に見た作品を追加しようと思いつつ、、、 |
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1. メッセージ
《ネタバレ》 原作『あなたの人生の物語』既読。
胸が踊るような"未知との遭遇"物語で、いわゆる「ハードSF」の部類になると思います。世界観は『ソラリス』を彷彿とさせ、決して『マーズ・アタック』みたいなことにはなりません。
小説版のあとがきに、「この話は、物理学の変性原理に対する興味から生まれた。」とあるように、小説に現れるワード自体がとても難解で、結論も明示されてはいないので理解が追いつかないというレビューも見受けられました。これらが小説の"味"でもあると思うのですが、読みにくいところだとも思います。その言葉足らずな点を、この映画は見事に補って映像化しているため、とても分かりやすいです。特に映画に何度も挿入される白昼夢のような映像は、映画ではミスリードの効果も果たし、終盤で霧が晴れるように次々と謎が解ける展開は素晴らしいと思いました。(原作にはない「軍事的要素」が、個人的に好みではありませんが。)
お気に入りのシーンは、言語が少しずつ解明されてコミュニケーションが進む段階で、イアン(ジェレミー・レナー)が歩く姿を見てエイリアンたちも歩いて見せるシーンです。見逃してしまいそうなほど小さなワンシーンですが、とても微笑ましくて好きです。(ここは小説にもあります)
また、ヴィルヌーヴ監督はグリーンスクリーンの前で役者に演じさせることが嫌いだということなので、宇宙船に飛び降りるシーンは必見です。
気になった点としては、映画ではエイリアンたちの呼び名を「アボットとコステロ」と名付けたことです。ご承知の通りアメリカでは名の知れたコメディアンの名前ですが、必然性が感じられませんでした。原作でラズベリーとフラッパーとなっており、これは彼らが発する言葉の音韻をイメージさせる名前だと思うのでなぜ変えてしまったのかなと。
※追記
宇宙船の姿が「ばかうけ」に似てるといわれていますが、実際に監督は「あの宇宙船は"ばかうけ"から影響を受けている」とインタビューで答えているので、たとえ後付だったとしても監督公認のようです。笑[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-14 15:38:43)(良:1票) 《改行有》
2. 女神の見えざる手
エリザベス・スローン役のジェシカ・チャステインの演技が素晴らしかった。
どなたかもレビューされていたが、もっと評価されるべき作品だと思う。
政治ものということで敬遠されてしまうのだろうか。
難しい内容はほとんどないので、未見の方は食べず嫌いをせずに、見てほしい。
見終わったとき、あなたはきっとジェシカに拍手を贈りたくなるはずだ。[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-22 16:39:28)《改行有》
3. メメント
好きなジャンルなんだけど、気力体力が充実しているときに見ないと病みそうで、とにかく見ていて疲れた。
一瞬たりとも見逃すと筋が追えなくなるので、映画館で観て一回で理解できた人は素晴らしい。
一度途中で挫折して、先日ようやく二度目の視聴。
こんなに面白い映画だったんだ、と一度挫折したことを後悔した。
絶対に見て損はしない。[3D(字幕)] 8点(2019-04-25 18:31:56)《改行有》
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