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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. モンスターズ・インク 《ネタバレ》 まぁ、いろいろと「それはないわ」と思うところもありますが、 子供向けですからね。そういった部分を無視して評価すれば8点以上は付けられます。 子供を恐れる文化を持つモンスターがいつのまにか感情移入してるところもディズニーっぽいし。 サリーがシュミレーションロボを脅かす所をブーが見てしまい脅えてしまう流れはせつなかったけど、あんまりその部分には触れずにクライマックスへ流れ込んだのは、進行上仕方ないにしろなんか違和感があった。考えさせられるシーンだっただけに、もっと良くなる可能性を残したまま消化しきれなかったな、というか。 クライマックスまで来るとあとはご都合主義で、大オチもこれでもかとうくらいのご都合主義のハッピーエンド。 でも子供に見せる映画なんだから細かい所は、どうでも良い。 全体を見れば面白かった。それでいいじゃないか。 あと付け加えるならマイクの爆笑・田中さんの吹き替えは声優顔負けの上手さなので吹き替え推奨です。[DVD(吹替)] 8点(2009-05-26 08:55:55)(良:1票) 《改行有》 2. モンスター(2003) 《ネタバレ》 これはなかなかの作品でした。 たまたま「スィートノベンバー」を最近観ていたので、 シャーリーズ・セロンの女優魂というか鬼気迫る熱演も、通常より倍に感じてしまったのもあるせいか。 クリスティーナ・リッチの役どころのレズビアンのキャラクター性も、 非常に「うざったい」出来上がりになっていますが、 観客にそう思わせた時点で脚本と女優の勝利なのです。[地上波(吹替)] 7点(2011-07-15 22:21:44)《改行有》 3. 無問題2 《ネタバレ》 冒頭から安いパロディ、安いギャグシーンが満載で、これは久々に酷い映画に出くわしたと思ったが、 ヒロインの酒井若菜が拉致されて、挫折しユンピョウにカンフーを習いだすあたりから、古き良き香港ムービーの持ち味が出てきて盛り返した。 軌道に乗ってからも安いパロディやギャグシーンは所々出てきてて邪魔だったけど。 最後のシーンのキャンディ・ローの表情はとても素晴らしく引き込まれてしまった。 全体的な感想とすれば良い部分もあったけどマイナス面をフォローしきれてなかったな。 あと前作とはノリも関係性もなく続編としては成立してない。 別タイトルの映画にしてプロモーションしてくれた方がシックリくる。[DVD(字幕)] 4点(2009-05-08 08:44:27)《改行有》 4. 模倣犯 まず被害者側から話が始まり、途中で加害者側から最初から事件を見直していく手法は、個人的には有りです。テンポが悪くても、レビューの酷評ぶりほど、ひどいもんではないなぁ、なんて思ってたらCG爆死シーンが来て思わず「うわぁ」って口から出てしまいました。 あれは、-10点分のインパクトというか、これまで丁寧?チックに作ってきたすべてをぶち壊すほどの衝撃がありましたね。一体、何が撮りたかったのでしょう? コメディ映画、いやバラエティ番組ですらあんなひどいCGはご披露しないでしょう。 ラストの子供は、誰からも愛情を与えられなかったピースが、せめて山崎努氏演じる戦争ジジイなら愛情を持って自分の子供を育ててくれると、託すというメッセージなんでしょうけど、説明も伏線もないので、たぶん100人見たら100人が???でしょうね。 DVDで44の謎というキャプチャーを観てギリギリ受け取れるというか。 っていうか、この44の謎の文章の書き方も、~~だろうか?とか、~~なんだろうか?とか全部疑問系で終わっててイラッと来た。こういう補足がないと観る側が受け止めきれない作品で、これ付けたんなら疑問形でいちいち説明すんなよ、と思った。[DVD(邦画)] 3点(2009-07-23 22:18:47)《改行有》
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