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プロフィール |
コメント数 |
827 |
性別 |
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メールアドレス |
sankei_o@olive.freemail.ne.jp |
自己紹介 |
あたしは見ている映画は数あれど、 思い出せずにREVIEWが出来ません(笑) 我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑) そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを
好きな映画ジャンル 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画 スポーツ映画、実話系映画、
苦手な映画 スプラッタ系ホラー映画 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです) 最近のハリウッド系映画
”特に”好きな映画監督 チャールズ・チャップリン、黒澤明 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦
好きな役者 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑)
好きな映画評論家 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした) 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)
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1. モンスター(2003)
凄いねぇ。アイリーン・ウォルノスの記録映像見たことあるけど、かなり忠実に真似してる。
相手を威嚇する時の表情とか、目を剥いて相手を見る表情とかは完全にアイリーンなんですよ。
但し、これは意図的なのかも知れないけど、所々でヘンな美しさを見せてしまって、これが残念かなぁ。多分、女性にしか表現出来ない部分というのを上手く見せているのだけど、かなり哲学的な表現がされてるので物凄く重く出来てしまっていて、それが評価を上げる働きと下げる働きをしてると思います。良い映画であるのは間違いないのだけど、この映画が、アイリーンの供述調書、裁判記録、本人からの聞き取りからシナリオが起されている居る事に注意しなくてはいけないでしょう。彼女は虚言癖があったし、人格障害が見られた事も事実で、その意味ではかなり美化されている個所があると思われます。この映画でシンパシィを感じてしまうというのは危険だと思います。ふと、気が付いたのだけど、この映画、「俺たちに明日はない」に非常に似てるよね。傍観者として見るのが一番良いみたい。9点(2004-11-04 21:10:34)(良:1票) 《改行有》
2. モンスターズ・インク
いや、素直に笑えたし、楽しめた。これってアニメーションにはなってるけど、立派にハリウッドの役者達でコメディにしても楽しいんじゃないかと思う。皆さんが言ってますけど、そういう意味でアメリカの脚本家は本当によく勉強してるし脚本が上手いと思います。役者も流石で、ジョン・グッドマンもビリー・クリスタルも自分の持ち味をちゃんと声で生かしてるよね。日本の最近の俳優だと、こう言う芸当はなかなか出来ないと思います。吹き替えも見たのですが、驚くほど良かったです。ホンジャマカの石塚は決して上手いとは言えないんだけど、終始、声のトーンを一定に保っているし、感情の表現なんかも丁寧で分かりやすいですね。爆笑問題の田中は太田にかなりダメ出しされてたけど、あれでOKじゃ無いかな。ビリー・クリスタルの様な声や口調を真似たところでマイク(でしたっけ?あの”ギョロ目ちゃん”)の声が日本語だと嫌味に聞こえる気がします。それと比べたら、田中の口調はかなり雑で大げさなんだけど、あの役を印象つける上で間違いなく成功していると思います。あと、音楽のセンスが良いですよね。オープニングの音楽良いし、グッドマンも相変らず歌が上手いです。9点(2002-10-13 10:19:28)
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