みんなのシネマレビュー |
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1. モンスター(2003) どんなモンスターもページをめくれば人間的な部分や、化け物になった理由があるのは良く分かる。 そのあたりは哀れみの視点でよく描かれていた。 しかしモンスターの容姿行動がこと細かく描写された、観客の好奇心を満たす本作品を前にして、眼をつぶり耳をふさぎ怒りと悲しみにに暮れる人達が実際に居て、晴れることの無い無念を胸に、このあからさまなメロドラマをどう受け止めているのかがとても気になった。 世の中の歪みを全て引き受けてしまった主人公の破れかぶれな復讐劇と捉えればおさまりも良いが、鑑賞後に何か釈然としないものが残った。[DVD(字幕)] 7点(2005-10-17 03:39:03)
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