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評価順1
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1.  モンスターVSエイリアン 《ネタバレ》 3-D版を鑑賞。やはり迫力や美しさは格別だ。大したことのない風景や描写でも、3-Dになっているだけで、感動的なものに仕上がっている。3-D版を鑑賞したので、やや高めに評価している部分があるかもしれない。 3-D版の難点は吹き替えが中心になることだが、本作のベッキーとバナナマン日村はどちらも悪くなかった。もともとベッキーのことをよく分かっていないためか、彼女の吹き替えには違和感が全くなく、自然かつ上手く吹き替えをしている。素人とは思えないほどだ。 日村については、彼がセリフを言うたびに、日村の顔が浮かんでくるが、彼が吹き替えたボブというゼリー状のキャラクターが日村の外見や中身と酷似しているので、悪くはない効果が生じている。 ストーリーについては、深みはほとんどないが、ノンストップアクションが繰り広げられており、全く飽きることがない。今まで観たこともない驚くような展開は見られず、逆に「スター・ウォーズ」などの他のSF作品をやや想起させるようなシーンも見られるが(パクリというよりもパロディといえる)、王道的なストーリーが展開されているので、時間分はきっちりと楽しめるようになっている。「チーム」や「友情」というテーマもきちんと描かれているので十分だろう。 また、本作の良さといえば、各キャラクターが個性的である点だ。 ヒロインのスーザンの表情はアニメ作品としては珍しく豊かであり、弱さとともに強さを兼ね備えた好感のもてるキャラクターになっている。彼女を助ける4体のモンスターも個性的な仕上がりとなっている。ユニークな存在のボブ、マッドサイエンティスト・コックローチ博士、見かけだけのミッシング・リンクどれも上手くバランスが取られている。出しゃばりすぎず、存在感が薄いわけでもない。 全く喋ることができない巨大なムシザウルスにさえ、個性や愛着を感じるほどだ。 リンクがムシザウルスをきちんと“仲間”であると認識して接しているから、観客もそのように感じるのだろう。 大統領や将軍といった完全なサブキャラでさえ、個性や愛着を感じられるので、キャラクター造形については成功しているといえるだろう。 将軍が「50年間、モンスターを見守ってきた」というセリフを言っていたので、「オマエ、いったい何歳だよ?」と突っ込みをいれたが、その突っ込みに対する返答がエンドクレジット中に用意されているのも面白い。[映画館(吹替)] 6点(2009-07-12 14:35:59)(良:1票) 《改行有》

2.  モンパルナスの灯 《ネタバレ》 点数は低くつけたが、破滅的な生き方しかできなかった画家モディリアーニが深く描かれており、よい映画だと感じた。アンディガルシアの「モディリアーニ~真実の愛~」とは異なり、これこそまさにモディリアーニの姿なのではないかと感じた。 彼から「絵画は苦悩から生まれる」という一言を聞けただけで、この映画を観る価値があった。アメリカの金持ちに自分の作品を買われそうになったときに、彼が逃げてしまったのもなんとなく分かる気がした。一人の金持ちにそこそこの値段で買われるのならば、生活に余裕がでるだけであり、さほど自分の生活が劇的に変化することはないだろう。しかし、商標として、全世界ありとあらゆるところで自分の作品が人々の目に触れるようになると、否応なく注目されてしまい、自分が自分でなくなってしまうのではないか。確かに、成功は望んでいるものの、魂までも売り渡すつもりはないのが彼の生きる道である。孤独、苦悩や絶望の深くから、魂をすり減らして、いままで作品を作り上げてきたのに、成功してしまうと、もう魂のこもった作品が作れなくなってしまうのではないかというおそれを感じたのではないか。 モディリアーニとジャンヌには、娘が一人おり、モディリアーニの死後、二日後にジャンヌは身投げしてモディリアーニの後を追ったのは有名な話である。しかし、本作では、これらのことは一切触れていない。おそらく、モディリアーニとジャンヌの愛の深さをメインに描きたかったのではなく、画家モディリアーニの破滅的な生き様を克明に描くことを映画のメインにしたかったのだろう。ジャンヌの後追いなどを描くと、やや視点がずれることになると思ったのではないか。 また、死後モディリアーニの作品を買い漁った画商は、まさに現代の様子を表しているかのようで皮肉的である。映画の中では、ゴッホ同様に生前はまったく評価されず、似顔絵さえもつき返され、スケッチなどは見てももらえない。しかし、現代では一枚数億円という狂ったような高値で取引されている。画の中身よりも、モディリアーニという名前だけで評価される、このような状況をモディリアーニが見ればどう思うだろうか。成功を望みながら、成功したくなかったのも少し分かる気がした。ただし、生前1枚しか画が売れなかったゴッホとは違い、モディリアーニは病死する直前には結構いい値で、実際には画が売れていたようではあるが。[DVD(字幕)] 5点(2006-10-20 00:19:40)《改行有》

3.  モディリアーニ 真実の愛 《ネタバレ》 自分は専門家ではないので詳細には分からないが、モディリアーニが酒と麻薬に溺れ、病気で若くして死んだことと、ジャンヌが二日後に後を追ったこと、ユダヤ系で家族が破産したこと、個展がすぐに中止になったような小エピソードは事実だろうが、あとは恐らくほとんどがフィクションと思ってよいだろう(サロンやサロンで発表された全ての絵も)。 本作の印象としては、悪いとは感じなかったが、特別よいとも感じられなかった。というのも、モディリアーニの人生と、モディとジャンヌの愛を、「深く」は描くことはできていなかったように感じる。「魂がみえたら君の瞳を描こう」というモディリアーニの内心にまで本作は迫ってはいなかった。 フィクションなのだから、エコールドパリの画家たちの生き様をもっと生き生きとかつ、破滅的に大胆に構築してもよかったのではないか。酒屋で半殺しの目にあうといった、間違った脚色に進んでしまったようだ(さらに、ルノワールにあのような自己の作品を否定するようなセリフを吐かせるのはちょっと聞き捨てならない)。 モディリアーニとジャンヌの「愛」に足りなかったものは、金とか、成功とか、そんな単純なものではない気がする。画家というのは、自分の頭では駄目だと分かっていても破滅的な生き方しかできない、普通の生活や、普通の人間の尺度には納まらない人種である。本作では、結婚や書類といったものにこだわり、モディリアーニを小さくまとめてしまった気がする。 また、映画の中で、力点を「モディリアーニVSピカソ」に置いてしまったことに多少問題があるかもしれない。「モディリアーニとジャンヌ」という関係を凌駕する関係を描いてしまっては、焦点がぼやけてしまうだろう。 彼らの「ライバル」と一言で済まされない関係、お互いがお互いを認め合い、畏怖し、高めあう関係はしっかりと描かれていた。彼らは「成功」したかどうかを抜きにすれば、似たもの同士であり、同時期に生きたお互いにとってかけがえのない存在、真のアーティスト同士とは感じられた。 劇中で登場した「ガキ(モディリアーニの分身)」のメリットが本作ではほとんど感じられない。こんな空想上の存在をスクリーンに登場させるならば、それ相応の役割を担うべきだろう。[DVD(字幕)] 4点(2006-10-15 00:01:27)《改行有》

4.  モーターサイクル・ダイアリーズ 旅をするために旅に出発した二人、詳細なプランは特別にはない、目的地はハンセン病施設。 そんなあてどもない旅を通して、ゲバラが何を見つけ、何を学んだのかという視点が上手く描かれていた。 学んだものは、ぶつける事が出来ないどうしようもない怒り、やりきれない想い、人々の貧しさと、人のために役に立ちたいという漠然とした気持ちが強い想いに変わったこと。 旅を通して自分が何をなすべきかを探し得たのではないだろうか。 嘘をつくことが出来ない、わけ隔てなく人に対して向き合い、人に対しての愚直なまでの率直さが、ガエルガルシアの真っ直ぐな眼差しとあいまって、人々を惹きつける魅力となっている。 旅をしているうちに様々な人々と触れ合い、大きく変わっていく自分。 そしてもう戻ることが出来ない自分もいた。 旅もそうであろうが、自分に対しても郷愁と興奮があるように感じる。 もう戻ることが出来ないなつかしい思いのする自分と、どういう人生を歩んでいくか興奮を感じさせる自分。 そのような目的を見つけ、皆にスピーチするゲバラを見つめるアルベルトはどことなく羨ましそうだった。7点(2004-11-20 22:40:12)《改行有》

5.  黙秘 キングらしくはないけど、結構気に入った作品。 キングとベイツこの二人が組めばいい映画になるなあ。 ミザリーを見た後に本作を見たのでベイツの深みのある演技には驚かされた。 過去と現在が交錯し、二人の死を通して母と娘の関係、母とヴェラの関係が明らかになり、そしてその関係が深く描かれている。 日蝕がまた一つのキーワードなのかもしれない。 夫と妻、母と娘、雇い主と使用人、それぞれに目に見える光の部分と見えない闇の部分がある。 日蝕のような日中起きるはずのない闇が光を包んだ時に、明かされることはない闇に包まれて事件が起きているような錯覚を覚えた。 「事故は不幸な女の友達」「悪態をつくのが生きるよすが」「生きるためには悪女にならなくては」等々なかなか深いセリフには、しゃべったキャラクターの生き様を考えると色々な複雑な想いを感じられる。7点(2004-10-04 01:12:57)《改行有》

6.  モンスター(2003) 《ネタバレ》 とても切ない映画としか言いようがない。 5ドル使い切ったら死ぬことを考えていた、そんな絶望と孤独の中に見出した一つの光。 それがセルビーとの愛。絶望の世界が大きく変わった瞬間、あのスケート場の描き方は特に良かった。 誰よりも愛や自分を信じることに飢えていたアイリーンだからこそ、セルビーとの会う約束が生きたいという思いに変わり、人殺しをするきっかけになったのだろう。 恐らくセルビーとの出会いがなければ、あのまま乱暴されて死んでいたはず。 ただ、その光が純粋すぎて、その光を守るために次々と悲劇が繰り返されることになる。 肉体的にも精神的にもボロボロになっていくアイリーンに比べて、セルビーの無邪気さが余計に引き立つ。 自分はモンスターはアイリーンではなくセルビーと思っている。 無垢な笑顔の下に潜む怪物、その怪物がアイリーンを犯罪へと導く、自分が言い出したこととも気づかずに。 中盤セルビーの描き方がイマイチはっきりせずよく分からないなと感じていたが、分からないからこそ逆に何を考えているか分からない、だからその分恐怖を感じた。 ただ、幸せに暮らしたかったその一言がセルビーの考えなんだろうが、怪物は犯罪の共犯にもならずに、当然のようにアイリーンを裏切る。 裏切られてもなお、セルビーを守ろうとする姿にアイリーンの絶望の淵から救ってくれた想い、愛の強さを感じる。 セロンの13キロ増の身体、汚い顔、滑稽な動き、全て頑張っている感じたが、それだけではアカデミー賞は獲れない。 暴力的な男を殺すことに対しては神にも正面から向き合えると言ったが、無実な男を殺す際の演技、そしてバス停での告白、あのシーンはとても素晴らしく胸を打つ。 夢を見ていた少女の現実は、結局はまた夢のような世界でしかなかったか。9点(2004-09-26 03:25:35)(良:2票) 《改行有》

7.  モナリザ・スマイル 《ネタバレ》 伝統や慣習や世間体にとらわれ、世界観が狭まり広い視野で物事を見れなくなっていた学生たちに新しい世界、モノの見方、考え方を教えてくれるというストーリーと女性の自立というテーマを期待していたんだが、浮ついた全くキレのない脚本と演出のおかげでせっかくのいいテーマが台無しになってしまってる。 一番の失敗はジュリアロバーツの演じたキャサリンに全く魅力がないこと。 ジュリアロバーツ自体は嫌いではないので何の偏見ももっていないつもりだが彼女や彼女の生き方から学生たちが何かを学んだような気が全くしない。 キルスティン(ベティ)だって家庭不和が原因であって離婚という当時は珍しかった選択肢を選んだのにはジュリアが少しは影響があったかもしれないが、映画からは何も影響は感じられなかった、見せかけの幸せではなく本当の幸せを見つける決心をしたのは彼女自身の選択だったし。 ジュリアスタイルズ(ジョーン)に至っては、何も変えられないばかりか、逆にこれが自分の道を貫いた結果だと教わる始末。 イタリア語教師の言うように、自分の価値観の押しつけているだけで結局、学校も学生も自分自身も何も変えていないように思われた。 ラストに至っては急に皆から好かれまくって感動の別れって…一体何がしたかったんやと訳分からん強引なラストには興ざめします。 目的をもった迷える人という締めくくりは多少良かったけど。 人物の描き方もイマイチだった。 古い考えをもった同居人と新しい革新的な考えをもった同居人がいるんだから彼女らをうまく使って欲しかったし、元彼やイタリア語の彼とかの存在意義がイマイチ感じられなかった。 コニーとチャーリーの話なんてこの映画に何か必要あったか? 彼女の美術講義はなかなか面白かったが、脚本が間違っているのか、なっちの翻訳が間違っているか知らんがゴッホが生前一枚も絵が売れなかったというのもデタラメで、一枚しか売れなかったというのが正しいはずです。3点(2004-08-22 23:32:48)(良:2票) 《改行有》

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