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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ヤング・マスター/師弟出馬 久々に観たジャッキー映画。十以上年の離れた姉が大ファンで、多分僕がはじめて名前を覚えた映画スターもジャッキー・チェンだったと思う。運動オンチでヘタレだった子供の頃(今もだけど)、彼は僕にとってヒーローで、彼の姿(テレビで、石丸博也氏の吹き替えだったけれど)を観る度に笑って、泣いて、「明日を生きる勇気」を貰った。久々に観たら、やっぱし勇気がわいたし、ラストの長い長い戦いのシーンを観てるうちに涙が出てきた。彼はアクション・スターとかいう前に何よりもまず一流のエンターテイナー、人を楽しませることが、喜ばせることが大好きな人。だから彼のアクションは、例えばチャップリンのあのヒョコヒョコ歩きと同じくらい、楽しくて可笑しくて、そして切ないのだ。[DVD(字幕)] 8点(2006-09-11 19:54:17) 2. やかまし村の春・夏・秋・冬 小さな小さなやかまし村の、取るに足らないような些細なエピソード。ちょっとした事に笑ったり、泣いたりする子供たち。大人たちもみな善良で、学校の先生もエイプリルフールにだまされたり、生徒が仔ヤギを学校に連れて来ても決して怒ったりしない。この映画で描かれる世界は戦争も貧困も差別もないユートピアだ。この世の何処にもこんな世界はないのだろうけれど、にもかかわらず「懐かしさ」を感じてしまうのは、この作品がだれにもある「心の原風景」を描いているからだと思う。8点(2004-03-12 18:33:06) 3. ヤング・アインシュタイン これ、何回か観てるんですけど、大好きなんですよねえ。最初から最後までニコニコしながら観ることができる映画です。設定はかなりぶっとんでいるけど(アインシュタインが相対性理論だけでなくエレキギターやロックンロールのビートまで発明していたとは!)それがまた魅力!それに、この手のおバカ映画にしては珍しく毒っ気が薄いし、下ネタもほとんどないし、どちらかというとほのぼのとした感じもあるんですよ。ヤッホー・シリアス(この名前からして、いい。ハンサムなのに笑いができる人ってなかなかいないですよ)演じるアインシュタインのキャラ(朴訥とした田舎出の青年で、娼婦や貧しい子供たちや精神病院の患者たちとも仲良くなる気の良い兄ちゃん、でも実はすごい天才)もとっても魅力的なんですよね。基本的にはおバカ映画なんだけど、ちゃんとアインシュタインに対する敬意も感じられるし、観終わった後は感動作を観た時の様なさわやかな気持ちになれると思います。(9点)<2006.4.15追記>つい昨日、この作品のDVDを購入して観直したけど、やっぱ良いっす。何かこれはもう、コメディとかおバカ映画とかを超えて、ひたすら可愛くて、愛おしい。泣く映画じゃないのに、泣ける。んで何だか知んないけど、元気が出る。決して映画史に残る名作とか、知られざる名作とかではないのかもしれないのだけれど、より多くの方に観て頂ける事を願って点数+1でごんす。[DVD(字幕)] 10点(2003-07-13 21:50:12)(良:1票) 4. やかまし村の子どもたち ごめんなさい、平均点下げちゃって・・・。「ロッタちゃんはじめてのおつかい」の後に見たんですが、原作者が同じだけあってトーンが似てますね。子供たちが瑞々しくて良いですね(特にアンナが中山エミリ似で可愛い)。男の子も女の子もすっぽんぽんで川遊びしたりしてて「おや、まだ異性を意識してないのかな?」と思ったら実は女の子の方は相手を意識してるんですねー。きっと何年かしたらあの干草小屋でデートとかするんだろな~。基本的には淡々としてるんですが「悲しいような楽しいようなヘンな気分」とか「目が悲しそうだったから(ザリガニを逃がしてあげた)」とか時々ハッとさせられる台詞が出てくるのがいい。最後、夏休みの終わりと共に映画も終わるところがしみじみ切ないです。8点(2003-02-26 22:16:25)
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