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1. 山形スクリーム
よくもまあ、こんな映画に制作費をかけたものだ。恐怖もなければスリルもなく、肝心の笑いもほとんどわいてこない。そのうえ、無駄に長い。話がおそろしくつまらないからだ。いったい何を描き、何を伝えたかったのか?ひょっとすると、その場のノリだけで作ってしまったのでは?[DVD(邦画)] 1点(2010-10-09 07:44:21)
2. 闇の子供たち
阪本順治といえば、昔はけっこうおもしろい映画の作り手だったはずだが、『KT』あたりから、どうも.....。今度はまた悪趣味きわまりない。社会派として現実に起きていることを告発したいのなら、ドキュメンタリーを撮ればいいので、こんなゲロゲロな劇映画にする必要などないじゃないか。いったい何が描きたかったのか? 臓器を買う者がいれば、子供を売る者もいる。そこには貧困と経済格差と民族の問題がある。そうした背景にはつっこまないで、ただ世の中には善人と悪人の二種類がいる、というだけの描き方。ひょっとすると原作がそうなのかもしれないが、社会派というより、政治的プロパガンダの匂いさえする。はっきりいって、この監督には幻滅した。[DVD(邦画)] 2点(2009-12-06 06:31:37)(良:1票)
3. 山のあなた 徳市の恋
オリジナル版は観てないけれども、おそらくもっとテンポがあったろう。話はたわいもないが、わざとテンポを出さないような、ゆったりと流れる時間がよろしゅうございました。昔は、どこにもこんな時間があったのだ。今日の宿屋と比べてみると、はっきり違うのは、そうだテレビがない、ということだと気づく。テレビだけが原因というわけでもないにはちがいないが、テレビひとつで、時間の流れ方も変わってしまうのも確かだ。くわえて、現代ではネットと携帯が......。そういうものがまだなかった古き良き時代の時間を描いて、なかなか佳作となりました。[DVD(邦画)] 8点(2009-03-19 23:41:32)(良:1票)
4. やじきた道中 てれすこ
《ネタバレ》 のっけからあの溝口健二の名作、『近松物語』のパロディーに始まって、狸が恩返しにサイコロに化けて博打に勝たせる古典落語の『狸賽』もあり、これ全体が一編の落語のよう。画面も演技も手を抜かず、しっかり作ってあるので、素直に楽しめました。[DVD(邦画)] 8点(2008-09-17 02:56:45)
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