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プロフィール |
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731 |
性別 |
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自己紹介 |
奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。
好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。
どうぞよろしくお願いします。
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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。
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1. 野獣の墓場
20数年前、学生だった小生は、大阪ミナミの今はない「花月シネマ」という二番館でこの映画と出会いました。それは、劇場前に貼ってあった(たぶん次回上映の)『ナバロンの嵐』のポスターを見て、勘違いして入ったというマヌケなものだったのですが…。
で、館内に入って、ようやく自分が間違えたことに気づいた次第。仕方なく見ていると、これがどうやら“ベトナム帰還兵もの”で、中西部あたりの片田舎に帰ってきた元グリーンベレーのスゴ腕兵士が、町を恐怖に陥れる残虐な暴走族集団と戦うといったシロモノ。彼は最初のうち「もう二度と“戦い”はゴメンだ」と関知しないものの、狂気じみたバイカーどもが家族にまで危害を加えるに至って、遂に爆発。かつての戦友たちを招聘し、対決を挑むのでありました。
それまでこの手の映画の「帰還兵」たちは、戦争後遺症で精神や肉体を病んでいるか(『幸福の旅路』『帰郷』)、周囲の人々の無理解や偏見にさらされる(『ソルジャー・ボーイ』『ランボー』!)ものばかりだったのに対し、ここまで“ヒーロー”視(屈折したキャラクターであることは確かだけど)したものは、この当時にあって新鮮だったことを今も覚えている。スローモーションを多用したアクション場面は、たぶんペキンパー監督の影響…というか、アメリカン・ニューシネマの名残りかな。何より、これが1960年代にロジャー・コーマンあたりが作っていた“モーターサイクルもの”(不良&ジャンキーな暴走族集団を描いた一連のB級映画。そのなかからあの『イージーライダー』が生まれたことは、あまりにも有名)にヒネリを加えた、その“ヒネリかた”がなかなか技ありって感じだったを覚えています。
ところがこの映画、ぼくの知る限り日本公開された形跡がない! ビデオ化されたとか、そんなことも分からない! …そりゃあ、監督もこれ1本きりで“消えた”無名の御仁で、出演もウルトラ地味な顔ぶれ。しかもカルトにすらなれそうにない、極めてフツーのB級アクションではあります。が、そこには’70年代テイストとも呼びうる「映画を撮ることイコール社会を反映すること」の奇妙なリアリティがあった。そしてぼくは、今この映画のそうした「リアル」な味わいが気になって仕方がないのです。
どなたか、この映画のことをご存知な方おられませんか? ちなみに製作は、かのキャノン・フィルム(!)らしいです。6点(2004-10-29 13:32:55)(良:1票) 《改行有》
2. 野性の少年
ここでは、役者としても登場するトリュフォー監督の存在感にバラの花束100万本をあげたい。生まれた時から孤児で、言葉もしゃべれない野生児の少年に、親から見捨てられていた自身の幼少時代を重ねつつ、自らは理想的な”教育者=父親”を演じるトリュフォー。スピルバーグがこの映画を見てトリュフォーを『未知との遭遇』への出演を依頼したっていうのも、ホント良くわかる。素晴らしい!10点(2003-07-17 19:30:23)
3. 柔らかい殻
確信犯的にイヤ~な嫌悪感を見る者に与える、そういう点で言えばかなりの野心作。連続殺人鬼の正体(?)と、大地に接吻せんばかりに泣き伏す少年の姿を捉えたラストシーンは、ドストエフスキーの『罪と罰』でしょうか? すべては、少年の歪んだ妄想ともとれる、しかしそうだったなら「な~んだ」で終わってしまう、スレスレの映画ってとこでしょうか。これ、ビデオあんのかなあ。たぶん(地味すぎて)テレビじゃなかなかやんないだろうけど、機会があればご覧ください。趣味があう方にはかなりイケてるでしょうから。6点(2003-06-06 17:11:28)
4. 野獣死すべし(1980/日本)
決して悪くはないと思うんだけど、主演と監督、両方ともがそれぞれのナルシシズムに酔いしれちゃって、それに同調できる観客は良いんだろうけど、乗れない者にゃシラケる場かりって感じ。松田優作、この映画に出なきゃもしかしたらもっと長生きしたんじゃないかなあ。たぶんこれで、自分のナルシス演技に開眼したって感あるし…。そういった意味でも、あまり認めたくない映画なのです。5点(2003-06-06 17:00:19)
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5 | 59 | 8.07% |
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6 | 78 | 10.67% |
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