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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  やくざの墓場 くちなしの花 カメラが動きすぎる。人間の体全体を収めたいので、動き回って倒れるまでを画幅に合わせたいのだろうが、疲れる。むかしはもう少し節度がなかったか。作品のモチーフは居心地の悪さ、っていうようなことね。『仁義の墓場』と同じ不器用な人間の鬱屈。主人公に対して共感は湧かないが、不器用さに対する作者の思い入れは納得します。金子信雄の警察側と藤岡琢也のヤーサン側との宴会。主人公がそこに不快を感じるのは、何も腐敗に対する正義感ではなく、境目のない曖昧さに対する気持ちの悪さ・居心地の悪さなんだろう。だいたいやくざなんて社会の曖昧さが苦手でハッキリとした組織に付いたんだろうに、そこも社会の縮図で曖昧さが満ちていたって訳。だから善悪をハッキリさせてしまったラストは、ちょっとしぼむ。大島渚はけっこう長ぜりふだった。成田三樹夫を初めやくざ常連が警察側。けっきょくキャラクターとしては同じなんだ。[映画館(邦画)] 6点(2012-10-02 10:31:45)

2.  やくざ絶唱 《ネタバレ》 この監督の世界では、感情過多の人間が狭いところへ押し込められ、そのせいで傷つけあってしまっている。この兄と妹なぞまさにそれで、兄の過剰な愛と、それに対する妹の過剰な反応。雄渾に成りうる神話的構造を、極端に狭い場所に押し込めていく。冒頭の街の雰囲気、四ッ谷署とチラリと出たが、荒木町界隈だろうか、高低差がいい。やくざの“一家”と“家庭”と、どちらも閉じていて、大谷直子が結ばれる田村正和も、つまりは兄弟みたいなもの、さらに閉じて煮詰まっている。主人公の最期も風呂場の隅っこの狭いところだった。太地喜和子とやりあうとこも隅。みんながみんな、狭いところへ、隅っこの方へと追いつめられるように導かれていく。[映画館(邦画)] 6点(2008-12-19 12:10:12)

3.  約束の土地 主人公が田舎へ帰ったときの朝の場面、ふたつの窓とその間に置かれた椅子に、朝日が射し込んでくるところが美しい。思えばこの監督、「地下水道」の暗さや「灰とダイヤモンド」のポロネーズの場など光に敏感なところがあって、社会派のわりにはちゃんと画面づくりに気を配ってくれるところが嬉しい。ただ本作の場合、お話はかなり図式的。主人公たちだって、なんとか没落を食い止めたい、というあがきがあり、それなりの止むに止まれぬ立場ってのがあったと思うんだけど、それが出てなくてただの金の亡者みたいになってしまっている。ユダヤ人の描き方が悪いせいもあるだろう。いいところとしては、工場主が袋の山に埋もれて死んでいるところをちらっと見る女性労働者の表情、ああいうふうに過不足なく描いたときに、一番効果が上がるんだ。[映画館(字幕)] 6点(2008-02-27 12:26:38)

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