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1. 遊星からの物体X
久々の観賞。
子どもの頃(20年以上前?)、TVで観た時の衝撃は忘れられません。
今見ても、まったく古臭くないのに驚きました。
80年代は、特殊効果が飛躍的に発展した頃でしたね。「ハウリング」で狼男の特集メイクをしたボッティンですが、この映画でもすばらしいクリーチャーを作り上げています。
俳優も脚本も映像も、すべていい。クリーチャーも全くチャチくなく、現代でも十分通用するでしょう。
CGを「これでもか!」とテンコ盛りにして、まったく怖くないスカ映画を作っている方々に、ぜひ見習ってほしいものです。
カーペンター監督はこの映画が初見(20年前…)で、他には「パラダイム」「ザ・フォッグ」を観たのですが、ほとんど印象に残ってないです。
「ハロウィン」は猟奇殺人鬼モノのはしりとして有名なのに、観ていなかったのが、かえすがえすも残念です。
映画は、良くも悪くも時代を反映するものなので、やはり旬があります。
公開当時ヒットした作品でも、数年後に観ると、たいして面白くなくなっている作品はたくさんあります。
そうした、「残らない作品」が大多数である中、「遊星からの物体X」は30年たっても全く色あせません。名作といえる作品だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-20 13:24:50)《改行有》
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