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プロフィール |
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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. 夕陽の群盗
《ネタバレ》 北軍の徴兵から逃亡した良家の純朴な青年と不良少年窃盗団のリーダーのバディ物。
途中までは結構面白かったのに、結局は知り合った悪い仲間の影響ですっかり悪に染まってしまったって話。
二人仲良く銀行強盗で終わるラストに拍子抜け。
アメリカン・ニューシネマになるんだろうけど、どこか青春の傷や哀愁の余韻が残る名作にはなれなかったみたい。
ジェフ・ブリッジスは幾つもの作品で見て覚えていたけど、実質主役のバリー・ブラウンは他作品でまったく見かけないのが気になって調べてみると、ちょうどこの映画のできた1972年、20歳で結婚して2ヶ月後にすぐ離婚。そして27歳のときに自殺している。
何があったのかは知らないが、もったいない話だ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-22 21:19:26)《改行有》
2. 夕陽のギャングたち
《ネタバレ》 山賊のボスとアイルランドの革命家が手を結んでの珍共闘で、かなり異色の西部劇。
銀行強盗を企むただの悪党が、メキシコ革命に巻き込まれていくのがユニーク。
相乗りした馬車でブルジョアジーに冷たい視線を浴びる農夫が、盗賊の頭の本性を現す冒頭はセリジオ・レオーネらしくて痛快。
ただ、その後が期待ほどではなく、レオーネ作品としてはちょっと物足りない。
反発していた二人に芽生える友情は好みの定番パターンだが、ロッド・タイガーとジェームズ・コバーンにはあまり乗れなかった。
コバーンの演じたのが拳銃ではなく爆薬のスペシャリストというのも、西部劇に求めるものとは違っていた。
レオーネ特有の長回しが見られるが、『ウエスタン』くらいの緊張感と渋みがあれば全く気にならないのだけれど、それが冗長に感じられる。
なので、150分超がやっぱり長くて、2時間くらいにまとめればちょうどいい感じ。
モリコーネのションションション~♪の独特のフレーズが妙に頭に残る。[DVD(吹替)] 5点(2015-01-11 22:33:09)《改行有》
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