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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 夢を生きた男/ザ・ベーブ これは凡作でしょう。断片が切り貼りされているだけで、「ドラマ」になっていません。深く絡む人物はせいぜい2人の奥さんだけ。有名な病気の少年とのエピソードも、いかにも取って付けた感じ。チームメートとか、監督とか、オーナーとかとの確執やケンカみたいなシーンや、打てなくなってからの苦悩みたいなシーンをもっと掘り下げてほしかったかなと。 邦題もなんかズレている気がするし。[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-08-29 03:24:09)《改行有》 2. 許されざる者(1992) 《ネタバレ》 ひたすら「カッコいい俺」を演じ続けてきたイーストウッドが、ようやく改心して「ブザマな俺」を演じることに目覚めたのかと期待したのですが、見事に裏切られました。途中まではいい感じだったのですが、最後はやっぱり一人勝ち。相変わらず〝ダーティー〟なままでした。 どうにも腑に落ちない点は大きく3つ。その1、さんざん痛めつけられたと聞いていた(目をえぐられたとか)はずの娼婦が、案外軽症だったことにまるで触れないこと。その2、ジーン・ハックマンの微妙なキャラ。その3、イーストウッドが中盤で見せた過去の殺人に対する罪の意識は、どこへ消えたのか。終盤にさらにあれだけ殺しまくって平気なのか。ましてその後に「事業で成功」って…。とことん「許されざる者」として生きてやろうと開き直ったということでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-12 02:38:10)(良:1票) 《改行有》 3. ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 映画にしておくにはもったいない映画。映画館で1度しか見ないとすれば、よほど記憶力や注意力の高い人でもないかぎり、全容を掴むのは難しいんじゃないでしょうか。2度も3度も見返すことで、伏線や前フリがわかってアタリメのように味わいが出てくる気がします。その意味では、DVDとかテレビ録画向きかなと。 私も最初に見たときは、〝衝撃のオチ〟に愕然とするばかり。しかしざっくり見返して伏線を拾っているうちに、別の感情が湧いてきました。バカで弱いと蔑まれ続けた男が、最後の最後に一発逆転をかまして去る。この爽快感たるや、なかなか凄まじいものがあります。実生活も、かくありたいものです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-04-06 23:33:56)《改行有》 4. 誘拐(1997) 終わってみれば2時間ドラマで十分。「社会派」を気取ってはいるものの、永瀬の定まらないキャラと、酒井の妙な関西弁と、”感動のオチ”はいかにも「ザ・フィクション」という感じ。安っぽいね。[インターネット(字幕)] 4点(2014-03-01 23:31:57)
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