|
プロフィール |
コメント数 |
31 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本的に(よほど確証のある時以外は)「酷評」はしません。 (というより、できません)
多くの方が了解されていると思いますが、単なる誤解や無知に基づく「酷評」には、冷笑や憫笑以外の価値はないからです。 自らの無知や無能を棚に上げ、貧困なスキーマ(人生経験によって形成される思考の枠組み)を振り回して「これは駄作だ!」などと得意がるようなミットモナイことだけは決してしないように、自戒しております。
せめて「この作品の良さは、私には理解できないないけれど…」くらいの謙虚さは忘れずにおきたいものです。 |
|
1. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)
《ネタバレ》 【STING大好き】さんも仰せの通り、一般には、ネオレアリズモの先駆的作品とされていますが…確かに、オールロケという形式や中・下層大衆的日常生活の描写という点ではそうなのでしょうけれども…しかし、不倫はともかく、そこから偽装殺人に飛んでいってしまうあたりの心理は、イタリア同時期の他作と違い、どうにも共感を覚えづらいんですよね…。ただし、夫殺し以降の細部の描写にはリアリティが宿っており、いちいち心に引っかかるものがあります。入り乱れる愛憎と殺人の秘匿状況とが織りなす不安定な心理・言動・表情は、分かりやすくも卑俗にならず、巧みに描かれてあります。特に、ジーノがふと呟いた台詞――「想像していたのとは違う…」――に、思わず膝を打った男性諸氏は少なくないのでは?8点(2004-05-03 15:42:35)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 0 | 0.00% |
|
6 | 0 | 0.00% |
|
7 | 5 | 16.13% |
|
8 | 16 | 51.61% |
|
9 | 9 | 29.03% |
|
10 | 1 | 3.23% |
|
|
|