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コメント数 823
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1.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 「トゥルー・グリット」のオリジナル作品。 ストーリーに関してはそれなりに面白く、目的の異なる三者のアンバランスさも本作に良い効果を与えているが、それほど深みを感じられない作品ともいえる。 ラストの4対1の決闘には“熱い”ものを感じるが、全体的にあっさりとし過ぎているような気がする。 原題のタイトルにあるような「本当の勇気・気骨さ」のようなものを感じ取れればよかった。 死ぬ直前でも仲間を救おうとする姿が「本当の勇気・気骨さ」というものだろうか。 西部劇をあまり見たことはないが、“深み”などというものを求めずに、こういうものと割り切って楽しんだ方がいいのか。 ジョン・ウェインをよくは知らないが、やはり存在感の高さは十分感じられ、彼の雄姿を堪能すればよいのかもしれない。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-23 21:35:39)《改行有》

2.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 過去に鑑賞したことがあるので、ネタを知っている状態で再見。 ネタが分かっていても、ぐいぐいと引き込まれる仕上りにはなっている。 過去や現在、真実と虚偽が入り混じる複雑なストーリーではあるが、再見してみると、それほど複雑でもないことが分かる。 絡まった線のように見えて、解き解そうとすると意外とシンプルで分かりやすい。 また、絡まり方も複雑で堅くなっているのではなく、誰でも解けるように丁寧に易しく絡まっていると思われる。 しかし、いくつかの謎や辻褄が合わないところも散見されてしまう。 一番の問題は、ソゼが逃げられる状態でありながら、わざわざ捕まって、警察に嘘八百を並べ立てることとだろう。 「ソゼ=キートン」と警察に誤認させるという目的があったと考えることもできるが、納得はいかないところではある。 しかし、これを否定すると、映画が成り立たなくなるので、深くは考えない方がよい。 辻褄が合わなくなることは承知で、こういう映画は構成されているので、粗を探すよりも単純に鑑賞する方が面白いと思う。 ネタに関しても、それほど嫌悪感はなかった。 「誰がカイザーソゼであるか?」ということをメインにして、観客に問うているのであれば、この結末に対して、ぶち切れるかもしれないが、本作のメインは「事件の顛末」を解き明かすことであると思われる。 ネタが分かっていて鑑賞していたためか、「真犯人は誰かを予想する」「どういうオチかを予想する」類の映画とはやや異なる方向性で製作されている気がした。 なかなか見所のある映像的なカットも多い点が特徴。 ブライアン・シンガーのことを完全に理解しているわけではないが、彼らしくないスタイリッシュなカットも評価できる。 ケヴィン・スペイシーの演技も素晴らしく、彼の怪演があったからこそ、これほどの映画史に話題作となったのだろう。 そういう観点からも高い評価はしたいところだが、驚かされるものの手放しで評価したくなる映画でもない。 ネタを知っていたにせよ、知らなかったにせよ、何か足りない部分はありそうだ。 これに何かを付け加えるのも蛇足となるので、そういう意味では完結しているともいえるが、何かが足りない。 他の映画のネタバレができないので、ここでは書けないが、オチが素晴らしい映画とされているものにはオチだけではなくて、それ以外にも重要なことが描かれていた。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 02:09:09)(良:1票) 《改行有》

3.  ゆれる 《ネタバレ》 この映画を観て正直面白かったとは思わないが、「いい映画とはこういう映画なんだな」とは思った。観終った後の余韻に浸れる感じがよい。しばらくの間、頭の中で様々なことがぐるぐるとかけ巡る感じがした。 特に、観終った直後から「あの後、稔はバスに乗っただろうか。それとも乗らなかっただろうか。」ということをしばらくずっと考えていた。 意見は別れるとは思うが、恐らく稔はバスに乗って、猛の元を去ったのではないかと思う。 稔はこの事件を通じて猛に対して兄弟の関係を問いたかったはずだ。稔は「智恵子が付けた爪の傷跡(無罪を立証する物証)」というカード(信頼)を猛に委ねて、猛に対して執拗に兄弟の関係をぐらぐらとゆらしてみた。その激しい揺れに耐えかねて、そのカードを切らずに猛は稔を裏切ってしまった。 しかし、ラストでようやく稔は「兄」の存在の大きさに気づかされる。「今、自分がこうしているのも兄のおかげだ」と。 稔と猛の兄弟は、兄弟という関係に初めて真剣に向かい合って、ラストには真の意味で昔のような兄弟に戻れたと思う。それは猛の叫びと、稔の笑顔が証明している。 確かに兄弟という関係には戻れたと思うが、以前のような生活には戻れないはずだ。 やはり、弟の裏切りには、責めを負わせる必要があるだろう。兄は、なにもかも奪ってしまった弟から、はじめてなにかを奪われる責めを弟に負わせたはずだ。稔は猛から「兄」という存在を奪ったのではないか。だから、自分は最後にバスに乗ったと思う。 また、稔自身もリスクだけを背負ったわけではない。もし弟がカードを切らなかったとしてもよかったと思ったはずだ。この事件がなければ、田舎町でしがないガソリンスタンドを経営し、ボケた父親とともに一生つまらない人生を送っただろう。いっそのこと有罪になることで、彼なりに「つまらない人生からの逃亡」を謀ったのではないか。 そういう点からももうあの家には戻らないだろう。 猛がカードを切って無罪となれば、猛に対して語ったようにガソリンスタンドを改修して、田舎町で人生を送るつもりだったのだろう。弟からの信頼があれば、つまらない人生に対しても意義を見出せると思ったのではないか。[映画館(邦画)] 8点(2006-09-02 02:48:59)(良:3票) 《改行有》

4.  ユナイテッド93 本作は、美談満載、お涙頂戴の感動モノではない。また、テロリストを「悪」と位置付けて、乗客が「英雄」として戦う映画でもない。 ただ、あのとき何があったのかを丁寧に徹底的に描き出したにすぎない。ここにはエンターテイメント性や複雑な人間ドラマなどもない。だから、「涙」や「面白さ」を期待してはいけないだろう。 自分は、この映画は「問いかけ」なのではないかと感じた。 このような状況下におかれたら、あなたはどう行動しますか?という問いかけ。 ユナイテッド93の乗客もたまたまあの飛行機に乗り合わせたにすぎない。自分もよく飛行機には乗るし、誰でも彼らと同じような状況に陥る可能性はあるだろう。 軍は機能しない、管制塔も混乱している、そのような時に自分ならばどういう行動ができるだろうか。自分ならば誰に最後の愛の言葉を掛けるだろうか。自分ならばどんな感謝の言葉を伝えるだろうかというようなことを考えずにいられない。 そして、この映画をみて、「映画」とは何かを考えずにもいられない。 「映画の持つ意味」、「映画の果たすべき役割」とは何であろうか。 嫌な記憶を思い出したくないとアメリカ人の中には本作の公開を拒否する運動もあったかもしれない。しかし、あったことをただ風化させるだけでは何の解決にもならない。イギリスでもまたもテロが起きようとしていたばかりである。 映画は、人々に事件から目をそらすのではなく、事件に対して直視させ、何かを感じとってもらい、何かを考えさせるチカラがあるのではないか。 映画によって、何があったのかを伝え、自分たちに何ができるのか、なぜこのようなことが起きるのか、どうすればこのようなことを防ぐことができるのかを人々に考えさせるきっかけになると信じている。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-13 02:52:23)《改行有》

5.  U・ボート 6話構成の5時間の完全版を観ましたが、あっという間に観れました。 大した戦闘もなくてたった二機を撃墜したにすぎないし、大きなストーリー展開もジブラルタル越えくらいで潜水艦内の日常を追っているだけなんだけど、非常に息が詰まるような人間ドラマが繰り広げられている。 熱気、緊張感、緊迫感、閉塞感はハンパなく、その中には言いようもないいらだち、空虚さ、やるせなさがにじみ出ている。 また「音」による恐怖を効果的に使用している演出も素晴らしい。死線を乗り越えた後のあのラストには戦争に対する強い憤りを感じる。8点(2004-05-13 23:12:13)(良:1票) 《改行有》

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